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ロードレースニュース

イネオスがポガチャルを獲得しようと動く

タデイ・ポガチャル代理人「イネオスが接触してきた」

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タデイ・ポガチャルの代理人アレックス・カレラ(Alex Carrera)が自転車メディアGCNに語ったところによると、イネオスはツールとブエルタの間に、ポガチャル側にアプローチをかけていたようだ。

情報源:INEOS GRENADIERS TRIED TO SIGN TADEJ POGACAR BETWEEN TOUR AND VUELTA

ただポガチャルのUAE-TeamEmiratesとの契約は2027年まで残っている。そのため、ポガチャルの代理人も「まずはUAE-TeamEmirates側と話をしてくれ」と言わざるを得なかった。ただ明らかにイネオスはポガチャルに関心を持っていたと語る。

現在のロードレース界を見てみると、チームSky時代から続いていたグランツールでのイネオスの圧倒的存在感と支配力は今や昔の御伽話のよう。他チームもイネオスの手法を真似るなどしてチーム力をあげるなどしていることもあり、特にUAEチームエーミレーつとユンボ・ヴィズマは、驚異的な才能をもつ絶対的エースをそれぞれ擁し、二強時代を作り上げた。そんな中でイネオスの存在感は相対的に下がっている。

イネオスからすればそんな状況を打破するには時間のかかる育成よりも、やはり燦然と輝くスーパースターを獲得し、その選手を中心にチームづくりすることが最も効率的で合理的。そこでポガチャルというわけだ。

またイネオスはこれまで紹介してきたようにレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)の獲得にも動いていたようで、さらに、プリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)にも関心を持っているとのこと。

イネオスは決してチームとしての成績が悪いわけではない。UCIチームランキングでも1位UAE、2位ユンボ、3位クイックステップに続く4位であり、それ自体は特に問題があるわけではない。ただグランツールでの威光が陰っているのは確か。一言でいうと目立たない。今年のジロはゲラント・トーマス(Geraint Thomas)の活躍でかなり話題となり目立っていたが、やはり世界最大のツール・ド・フランスでかつての威信を取り戻したい。

イネオスがツールで再びその存在感を示せる日はくるのか?

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2 Comments

  1. スーパーエースが渋滞するようなチーム構成はやめてほしいですね~。
    ユンボも今年は成功したけど来年は勝ち星の融通がうまくいかずにコケるんじゃないですか。
    ボロ勝ちする→人件費高騰→スポンサー離れなんていうループが続くと誰も得しないし、サラリーキャップ制の導入なんかも考えるべきではUCI

    • たしかにどの業界でも上手く行き過ぎたら次はその反動か?みたいなこと多い気がするブヒね。
      サッカーやアメリカのメジャースポーツとは全く条件が異なるロードレース業界では、業界全体の利益のためになんらかの工夫は必要ブヒね。

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