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ユンボ・ヴィズマ(Jumbo-Visma)とスーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)が合併する(かもしれない)というニュースは世界中に大きな波紋を投げかけ、至るところでその成否や是非、さらには移籍市場の状況とあわせて選手の契約の動向なども議論されることになっている。そんな中、それに関連するニュースとして、次のような情報も出てきている。
ただ合併はその2チームが「合併しましょう」と合意したからといって実現するものではなく、ご存知のとおりUCIの許可が必要だ。UCIが定める手続きと審査を経なければならない。そうした申請手続きの第1の締め切り期限は10/15。ただこれは徒過しても大きな問題はない。毎回1つか2つのチームは間に合わないことが多い。またUCIも特別な事情があれば期限を延長し猶予を与えてくれる。
この点、すでにユンボ・ヴィズマのGMのリチャード・プラッヘ(Richar Plugge)は、UCI会長と合併の件について電話で話し合い、合併の計画があることを報告したようだ。
情報源:Is the ‘Mega-Merger’ Really Going to Happen? Report: Jumbo-Visma Boss in Contact with UCI
ただその電話の内容は明らかにされておらず、現時点では「まだ何も具体的な動きは生じていない」とされている。
そしてこのUCI会長との会話だけでなく、リチャード・プラッヘはアメリカのバイクメーカーで、スーダル・クイックステップのチームバイクであるスペシャライズド(Specialized)ともすでに話し合っているようだ。
ということは合併後のチームが使うのはサーヴェロ(Cervélo)ではなくスペシャライズドということだろうか。トレックやスペシャライズドはアメリカのメジャーブランドだけに最新技術の開発、生産体制の充実、マーケティングなどに必要な資金力に優れてる。そのためサーヴェロよりもチーム側との交渉で優位なのかもしれない。チーム側としても安定した豊富なバイク&パーツの供給や、最新の設計・技術のバイクを使えるメリットは無視できないだろうか。
あの、スーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)のメインスポンサーであるスーダル(Soudal)社はこの合併話には直接関与していなかったとされる。そのためユンボ・ヴィズマ側から最初に提案がなされたと考えられているようだ。