スポーツ仲裁裁判所CASがロシアチームのGazprom-RusVeloの訴えを却下
スポーツ仲裁裁判所CASが、ロシアのGazprom-RusVeloの訴えを退け、UCIの判断支持。Gazprom-RusVel復活はならず。
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かつてロシアのProTeamカテゴリーのチームとして存在していたガスプロム・ルスヴェロ(Gazprom-RusVelo)。だがロシアのウクライナ侵攻の余波を受けてその立場が難しいものとなり、UCIによってそのプロのチームとしてのライセンスを取り消され、プロのチームとしてUCIのレースに参加するなどの活動ができなくなった。それが2022年の3月。
それから1年半ほどが経過したわけだが、その間にガスプロム側はなんとかライセンスを取り戻そうといろいろ努力していたようで、その中でスポーツ仲裁裁判所のCAS(Court of Arbitration for Sport)にUCIを訴えていたようだ。目的はライセンスの取り消しを撤回させることだ。
情報源:GAZPROM-RUSVELO, RESPINTO IL RICORSO AL TAS PER LA REVOCA DELLA LICENZA
だがCASはそのガスプロムの請求を却下し、UCIの判断を取り消さないこととした。情報源記事ではその判断内容や理由などは書かれていないため詳細は不明だが、今回のCAS判断によりまた当面の間はガスプロム復活はないということになる。