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ロードレース2024イツリア・バスクカントリーとヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)

病院の雑な治療とステフ・クラス

2024イツリア・バスク・カントリー第4ステージの落車後に、重傷のステフ・クラスが受けた病院での不十分な処置

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今年のイツリア・バスクカントリーは何度も書いてきたようにまるで呪われた大会のようだった。荒れた路面でのカーブでヨナス・ヴィンゲゴー、レムコ・エヴェネプール、プリモシュ・ログリッチら強力エースたちがそろって落車し、ヴィンゲゴーとレムコは大怪我を負い入院せざるをえなかった。

そしてその落車事故では、トタルエネルジーのステフ・クラスも落車し右肺気胸、肋骨や背中の骨折、皮膚の剥離などの重傷。本人曰く、「ほぼ死にかけた」。

そんなステフ・クラスも現地の小さな病院に運ばれたが、どうやらそこで受けた最初の処置はあまり良くないものだったようだ。

情報源:STEFF CRAS IN DESBELIEF AFTER MISERABLE HOSPITAL CARE IN SPAIN: “OUR DOCTOR HAD TO OPEN EVERYTHING AGAIN AND CLEAN IT”

ステフ・クラスは落車の後に、最初は現地の小規模な病院で処置を、続いてサン・セバスティアンのより大きな病院に入ったようだ。そしてそのサン・セバスティアンでチームドクターと合流した。

だが最初の病院での処置が低クオリティーだったようだ。包帯を巻いただけだったり、傷の縫合も雑で、肌に食い込んだ小石などを完全に除去せずに縫合したりと・・・。

おかげでチームドクターの手によって、縫合された部分を一度全て開いて、皮膚下の石をしっかり取り除き、それから再縫合となった。

🐷「想像するだけで痛すぎる。頭痛が痛くなってきた」

だがチームドクターもステフ・クラスだけに関わっていられるほど暇ではない。チームに帯同しなければならない。また病院の看護師もあまり高い技術レベルではなかったようだ。

そうした事情があり、ステフ・クラスがベルギーに帰ってからしばらくは彼の奥さんがチームドクターが用意しておいてくれた医療品を使い、看護師がわりに彼の世話をしたようだ。

そんな奥さんのおかげで彼はしっかりと回復に成功。ツアー・オブ・スロベニアでレースに復帰し、驚くべきことに、ツール・ド・フランスにも出場できることとなった。

そんなトタルエネルジーのツール・ド・フランス出場選手は次のとおり。

  • マチュー・ブルゴドー(Mathieu Burgaudeau)
  • ステフ・クラス(Steff Cras)
  • アントニー・テュルジス(Anthony Turgis)
  • ジョルダン・ジュガット(Jordan Jégat)
  • トマ・ガシニャール(Thomas Gachignard)
  • マッテオ・ヴェルシェ(Mattéo Vercher)
  • サンディ・デュジャルダン(Sandy Dujardin)
  • ファビアン・グルリエ(Fabien Grellier)
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