レムコ・エヴェネプールがレッドブルへ移籍することはほぼ確定か?
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一昨年あたりからだろうかメディアではレムコ・エヴェネプールの移籍の可能性が取り沙汰されてきた。このブログでもレムコ父のコメントなどを紹介してきた。
現在のところレムコ・エヴェネプールとスーダル・クイックステップとの契約は2026年までだが、ベルギーのアントワープを拠点とするオランダ語のメディアHLN(ヘット・ラーツテ・ニウス:Het Laatste Nieuws)によると、レッドブル側とレムコ側が近い将来移籍することでほぼ合意に達したような状態とらしい。
情報源:“A DEAL BETWEEN REMCO EVENEPOEL AND RED BULL- BORA – HANSGROHE IMMINENT” ACCORDING TO REPORTS
HLNによると、プロトン内部の複数のソースから「レッドブルとレムコとの契約は間近、あるいはほぼ完了」といった情報を得たもよう。
レムコを狙っているチームとしてはレッドブルだけでなく、UAE、イスラエル・プレミアテック、イネオスといったチームも名前が挙がっていた。
今回の報道が真実だとしても、上述のようにレムコとスーダル・クイックステップとの契約は2026年まで残っているため、来年すぐに移籍ということにはならない可能性がある。情報源記事でもいつ移籍とは書かれていない。そうなれば契約といっても2027年の移籍の予約ということになるだろうか?そんなのがあるのかどうかは知らないが。
逆に、仮に2025年に移籍するとなった場合は現行の契約を解除する必要があり、それには多額の補償・賠償が必要となるだろう。いくらレムコ本人の意思を尊重といってもパトリック・ルフェーブルが簡単に納得するような話とは思えない。そんなことになれば今年レムコのためにミケル・ランダなどを補強したことが全く無意味となる。チームづくりの責任者からすれば悪夢のような事態だ。
はたしてHLNの報道、プロトン内部の情報源の話はどこまで真実なのだろうか。ツールが進むにつれ、そのあたりの情報もより詳しく、より正確なものが伝わってくるだろうか。
ランダも含めアシストが崩壊している現状を考えると、もうレムコがチームを見限っても仕方ないでしょ。
山岳に入るとほぼ単騎で上位2人と対峙している現状を考えても、やってられないと云うのが本音だと思いますよ。
TT能力が高くパンチ力があるレムコには、クラシックやGCでもっと輝いて欲しいものです。
昨年あたりだったかレムコのパパが求めていたことを、やはりスーダル・クイックステップは完全には叶えられなかったブヒね。
これから超級山岳が連続してくるとチーム力の差がもっと決定的なものになるかも。
負けず嫌いなレムコの性格からすれば、来年は今年よりも強い気持ちで総合優勝を狙いたいはず。
いいかえれば今のチームへの不満がより強く、そして今年よりもチームに求めるものが大きくなると思うブヒね。
やはりもう移籍しかないかという感じブヒね。