ヴィンゲゴー「まだ勝つチャンスはある」
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昨夜の2024ツール・ド・フランス第15ステージは、神回だった前日第14ステージに続いてタデイ・ポガチャルがヨナス・ヴィンゲゴーを最後の登りで粉砕して優勝。2日連続のピレネー決戦を制し、その2日間で合計2分弱のタイム差をつけることに成功した。
ヴィンゲゴーはその前から自分自身でベストコンディションに戻っていると話していたが、その100%のヴィンゲゴーですら100%のポガチャルを止められないのかと衝撃的な2日間だった。
優勝を争うヴィンゲゴーがタフな登りで、しかもベストコンディションであろう状態で2日連続でこういう負け方をするシーンは見たことない気がする。
そんなヴィンゲゴーだがまだタオルをリングに投げるつもりはない。レース後のインタビューでは、「まだチャンスはある」と前を向く。
情報源:Jonas Vingegaard: ‘There is still a chance’ to win the Tour de France
“On the last climb I was feeling super strong, I think I did one of the best performances of my life. But Tadej was super strong – so I cannot really be disappointed.”
訳「最後の超級山岳では最高の力強さを感じてた。自分のキャリア史上最強の走りの1つだったと思う。でもポガチャルはそのさらに上だった。自分の中での最高の走りは出来たのだから失望はしていない」
そして続けて、まだ逆転総合優勝のチャンスはあると語る。ツールはまだ終わってないし、ポガチャルも昨年のツールのようにバッドデイがあるかもしれないからだと話す。
ただポガチャルが最終週もこのパフォーマンスを維持するなら、それに対抗するのはかなり厳しいだろうとも言う。
しかしチーム・ヴィズマ・リースアバイク側もまだタオルを投げる気はないようで、まだまだいろんなことがツールでは起こり得るし、ツールの最後までチームとして諦めることは絶対にないと決意を表明する。
今日は休息日だが、はたしてポガチャルにバッドデイはやってくるのか?
バッドデイ待ちの時点でもう終わりだな
これは鋭い指摘。たしかにその通り!