批判されるマチュー・ファン・デル・プールをUCI会長が養護
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昨夜の世界選手権エリート女子ロードレースに続いて今夜に世界選手権エリート男子ロードレースが開催され新しい世界王者が決まるわけだが、現在の世界王者はマチュー・ファン・デル・プール。そのマチューについて、ライバルたちに比べて世界王者であるにもかかわらず今シーズンの参戦レース数が少ないことを理由に世界王者としてもっと多くのレースに姿を見せるべきだったのではないかとの批判がある。
だがUCI会長はそんな批判に晒されるマチューを擁護する。
情報源:UCI president defends Mathieu van der Poel: “He has competed in great races”
マチューが今年のロードレースを走った日数はツール・ド・フランス完走を含めて40日。今夜の世界選を走って41日。
だがこれらはジュリアン・アラフィリップが60日以上、レムコ・エヴェネプールが46日、タデイ・ポガチャルが54日レースを走っていることに比べると少ない。そしてプロ選手の平均的なレース日数は65日前後らしい。
そこでマチューの批判は次のようになされる。すなわち、世界王者はファンやメディアへの露出により大会PRやロードレースを盛り上げるための広報の役割もあるはずなのに世界王者としての仕事の1つを全うしていないのではないかというものだ。
だがUCI会長のダヴィ・ラパルティアンは次のようにマチューを擁護する。すなわち、昔と違い今のトップ選手は狙うべきレースにしっかりと照準をあわせて量より質でレース予定を組むこと、マチューはワンデイレーサーでクラシックスペシャリストであるためステージレーサーよりもレース日数が少なくて当然であること、マチューはシクロクロス世界王者でもありシクロクロスレースをも走っていること、そうしたことを考慮すべきだと主張する。
🐷「世界王者になったらなったで大変やね」