ピドコックの移籍話は頓挫し、イネオスに残留へ?
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東京五輪とパリ五輪のMTB金メダリストにして元シクロクロス世界王者のトム・ピドコックについてはこれまで、イネオスへの不満により同チームからスイスのProTeamであるQ36.5に移籍する可能性が濃厚と言われてきた。しかしどうやらその移籍話は消えてしまったらしい。昨日ジャパンカップ中につぶやいた次の投稿を見て欲しい。
噂のトム・ピドコックの移籍はナシに。イネオスに残留することに。#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権 https://t.co/TnT7gL8dxY
— バイクニュースマグ@ワイアードの豚 (@BikeNewsMag) October 20, 2024
ピドコックはこれまでイネオスの内部はガタガタだとチームを批判したり、またツール・ド・フランスでは自分自身のために走り方かったのにカルロス・ロドリゲスのアシストをさせようとしたチームの方針に不満を語っていたりもした。逆にチーム側はピドコックのこれまでのロードレースの勝利数が期待以下であることに不満があったとも言われている。
そうした両者の不和のせいか今年のイル・ロンバルディアにチームはピドコック出場させなかった。
チームQ36.5のオーナーはピナレロの大株主でオーナーでもある。それもあってピドコックはピナレロごと来年はQ36.5か?と思われていた。
だが上述のように上の投稿によるとどうやらQ36.5への移籍話は頓挫したようだ。仮にピドコックが移籍した場合でもイネオスは彼の給与の一部を払うことになっていたようだ。
今回のこの情報によりイネオスへの残留が100%確定となったというわけではないだろう。同じスイスのProTeamであるチューダー・プロサイクリングチームや、ワールドチームのレッドブル・ボーラ・ハンスグローエもピドコックに関心があると伝えられているし、どう転ぶかは現時点では不明。公式発表があるまではまだどうなるかわからない。