レビュー
Rapha








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アルミとスカンジウムを使った最新のハイエンドアルミフレームバイク、Standert Bicycles KREISSÄGE RS
最近高騰するロードバイク価格。カーボンフレームのガチ勢用モデルはもはや200万円が当たり前のようになってきた。ミドルグレードで100万円も当たり前という時代。
そんな中で最近(個人的に)再び注目を集めるのがハイエンドアルミフレームのロードバイクだ。
アルミフレームは一般論としてカーボンフレームよりも低価格であることがメリットの1つ。落車前提のレースに出るようならば落車しても精神的・お財布的ダメージの少ないアルミフレームも選択肢の1つだ。またカーボンフレームに比べばバイクの取り扱いが少し雑でもいいというのも初心者にはメリットだ。🐷も最初のロードバイクはアルミフレームのOrbea Aquaだった。
しかし一方でアルミフレームのデメリットとして、カーボンフレームよりも重くなりがちなこと、カーボンフレームよりも振動吸収性が低く快適性に劣ることなどがデメリットとされる。初期のアルミフレームは硬い、乗り心地が悪いと言われていた。Cannondaleの歴史的名作CAADシリーズはそうした考えを覆したものだった。
だがフレームの快適性という観点でいえば、現代はチューブレスタイヤの登場とタイヤのワイド化により足回りのセッティングで快適性を向上することができるようになっている。
またアルミフレームを作る技術も発達し、エアロ形状でより複雑なフレームを作ることも可能となっている。
ならばトップクラスのカーボンフレームに肉薄する性能をもつハイエンドアルミフレームの購入も十分ありなのではないか?
そして昨日まさにハイエンドアルミフレーム新作が、Standert Bicyclesというブランドから発表された。それがKREISSÄGE RSだ。
Standert Bicycles公式サイト:Kreissäge RS
このアルミフレームは、かつてフレーム素材として少しの間だけ注目されたスカンジウムも使われているフレームで、そのチューブはデダチャイ製のもの。Standert Bicyclesのために専用に作られたチューブとなっている。
アルミだけを使うチューブと比べてより薄く、より軽くフレームを仕上げることができるらしい。
このKreissäge RSの主要スペックは、
フレーム価格は€1,999(32万5000円)。完成車はコンポ、フレーム、タイヤなどを選べて€6,299(約102万円)からスタートとなっている。詳しくは上記公式サイトでみてほしい。
このバイク、気になるんですけどジオメトリが中途半端にしか公開されていなくて残念です。
ハンドリングや安定感に一番影響するBBドロップとフォークオフセットが不明なので、スペックは良くても買えないですよねー。
ジオメトリまでは見てなかったけど、なるほど確かにBBドロップとフォークオフセットの情報がないブヒね。
いちおうレース向けモデルみたいなので、ハンドリングはキレ気味()になっていると予想してフォークオフセットもそれにあわせてると思いたいところ。
まさかこの価格でフォークオフセットが1種類しかないなんて手抜きは・・・
ピナレロは何故かフォークオフセットは一つでフォーク角で辻褄を合わせる変なこだわりがありますよね。
サイズも刻みは細かくする意味あるのかと謎?
ジャイアントも同じで身長が180くらいないと選べない設計はなんとかして欲しいです。
ピナレロは昔から(?)そうみたいブヒね。有名メーカーだとフォークオフセットとかにこだわったジオメトリをちゃんと出してたのはLOOKぐらい?
生産の効率化のために、海外大手はやっぱり180cmぐらいに合わせるのが基本みたいな感じブヒね。
このKREISSÄGE RSのページを再びよく見てたら、フィッターと協働したプロジェクトによって小さなサイズでも破綻しないジオメトリ設計にしているとかなんとか書いてるブヒね。
でもその具体的数値がわからないから「結局どうやねん」になるという・・・