レビュー

Rapha









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2025ジロ・デ・イタリア第14ステージで落車し、完走したもののリタイアとなったジュリオ・チッコーネのレース後のコメント
昨夜の2025ジロ・デ・イタリア第14ステージは残り22kmの市街地での濡れた路面で発生した集団落車によって集団が分裂し、総合成績に大きな影響を与えた。それは今大会ターニングポイントになるかもしれないほどのインパクトを与えるものとなった。そのレビュー記事がこちら。
→ミッション・インポッシブル!2025ジロ第14ステージはカスパー・アスグリーンが170kmの逃げ切りに成功。集団落車が総合成績に明暗をもたらす!
そしてその落車に巻き込まれ、大きくタイムを失ったのがそのときまで総合3位だったアントニオ・チベリ。また太ももを痛め完走はしたもののリタイアを余儀なくされたのがジュリオ・チッコーネだった。
そのチッコーネだがレース後のコメントでは「今の悲しみを表す言葉がない」と語り、大きな失望と悲嘆を表現する。
情報源:“I have no words” – Giulio Ciccone withdraws from the Giro d’Italia after his crash
ジュリオ・チッコーネはレース後に病院で診断を受け、右太ももの外側広筋に大きな血腫の発生と筋膜への損傷が判明。ただ骨折はなかった。
この残念すぎる結末を受けてチッコーネは、
I have no words. I tried to fight to finish the stage because I was hoping that the hospital checks would show that it was not so bad and I could recover and fight for a stage, but I understood straight away that it was something important because the pain was too much
訳「今の気持ちを表す言葉がないわ。落車後にがんばって完走したのは病院でそんなに悪い負傷ではなくそのうち回復してまた勝ちを狙えると言ってもらえるんとちゃうかなと期待してたから。でもすぐにそんなことは叶わないような重大な負傷っぽいとわかったんよ、あまりも痛みがひどすぎたから」
その日までチッコーネは総合7位につけていて、マッズ・ピーダスンの活躍を含めてチーム内の雰囲気も総合表彰台獲得に向けてイケイケで、彼自身もかなり調子が良かったと話す。それだけにこの落車リタイアの結果に彼は大きな失望を感じている。
今後の残りシーズンがどうなるかはまだ不明。回復の経過を見てからの判断となる。