レビュー
Rapha








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2025世界選手権でベルギー代表が実施する、アフリカでの対策とは?
2025世界選手権は初のアフリカ大陸での開催。ルワンダがその地となる。戦力の構図的には「タデイ・ポガチャル vs 全世界」となるだろうが、打倒ポガチャルの最有力候補はやはりレムコ・エヴェネプール率いるベルギー代表だろうか。
残念ながらワウト・ファン・アールトは出場しないが、ベルギー代表メンバーは次のような強力メンバーを送り込む。
そんなベルギー代表は1年前からこの世界選に向けて準備をしてきたと語る。特に重要なのがアフリカというヨーロッパとは異なる大地での感染病など健康面での対策だ。
ベルギー代表チームの医師曰く、感染病予防のワクチン接種は強制ではないがチーム内にアンチ・ワクチン主義者は誰もいないとのこと。
そして同チームは、百日咳、肝炎、破傷風、ジフテリア、ポリオ、はしか、おたふくかぜ、腸チフスなど多くのワクチンを接種させ徹底的に抗戦。
レムコ・エヴェネプールは昨冬にもすでにいくつかの感染病などを防ぐためある程度ワクチンを打っていたが、この世界選では大会が終わるまで毎日マラリア予防の薬を飲み続けるようだ。
またチームは選手らに大会が終わるまで現地では毎日日焼け止めを塗ってUV対策をするよう指示。またできるだけ明るい色の服を着ることも指示している。それはマラリアなど感染病を運ぶ蚊は暗い色を好む性質があるからだ。
それらに加えてチームは現地の水の質に不安があるため、ヨーロッパから大量のボトル・オブ・ウォーター(ブリティッシュ英語の発音ではボブボボボー)を持ち込む。
また現地の水を使う場合は必ず沸騰させた上で使う。飲料水としてはもちろん調理のときに使う水も、氷を作るときもあらかじめ沸騰させておいたものを使うよう徹底。
チームに帯同するソワニエの1人には自宅で食べ物のケータリングサービスを営んでいる人間がいる。そんな商売柄彼は衛生面に対する意識が非常に高く、食事の温度管理、冷蔵庫の開けしめ、野菜の洗い方など徹頭徹尾チェックを実行し、チームを裏から支える。