スポンサー撤退のIsrael-PremierTechは来年からも存続できるのか？

さきほどの記事「PremierTech社がIsrael-PremierTechがメインスポンサーをやめることに」で、Israel-PremierTechが来年からのメインスポンサーを失うことが突然明らかになったことを書いた。

ここで問題となるのは当然、来年もチームは存続できるのか、特にお金の面で大丈夫なのかということだ。

だがチームに近い筋からの情報によると、PremierTech社がメインスポンサーをやめてもチームの財政面が不安定になることはないらしい。

情報源：PremierTech announced that they had decided to end their co-title sponsorship of Israel-PremierTech.

また、今契約している選手やこれから加入する選手の契約状況にも影響しないとのことだ。

そして情報源記事のメディアVeloがIsrael-PremierTechに対してコメントを求めたところ、チーム側は「スポンサーがした発表についてどうこう言う立場にはない」としつつも、「他の既存スポンサーや新規のスポンサーとの交渉は継続する」とし、さらに、

“An announcement regarding the new team identity and its sponsors is expected in the coming weeks.”

訳「なんらかの発表を新チームの方針とスポンサーに関して今後数週間に行う予定」

このように述べたとのこと。

Israel-PremierTechでは、記事「UCIが2026-2028プロチームライセンス申請状況を発表。ピナレロとQ36.5の契約確定」の時点では、UCIに対して「CYCLING ACADEMY」というチーム名で申請していたわけだが、これが正式なチーム名になるとは考えにくい。おそらく新スポンサーも含めて、正式な新チーム名が上述のとおり今後数週間のうちに発表されることになるだろう。