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UCIがGRVAAの自動空気圧調整システムをパリ~ルーベ直前に禁止し、Team Visma | Lease a Bikeが激怒
2026年のクラシック最大の一戦パリ~ルーベをを目前に控え、UCIが突如として新技術の使用を禁止したことが波紋を広げている。
問題となったのは、オランダのワールドチームであるTeam Visma | Lease a Bikeが今年のパリ~ルーベで導入しようとしていた、GRAVAAが開発した走行中にタイヤ空気圧を調整できるシステムだ。同チームはGRVAAと2年間連携して開発を進めてきた。
なおこのGRVAAはすでに倒産していることをこのブログで今年の1月に伝えた。次の記事がそれだ。
この装置は石畳区間と舗装路で最適な空気圧を使い分けることが可能で、パリ〜ルーベのような特殊なコースでは極めて大きなアドバンテージをもたらすと期待されていた。
このシステムは、レース中にボタン操作で空気圧を調整できる革新的な機構であり、特に石畳でのグリップや快適性を向上させることが確認されていた。
実際、こうしたテクノロジーはレース結果に直結する「マージナルゲイン」として注目されており、今回のパリ〜ルーベでも重要な要素になるとチーム側は考えていた。
しかしUCIは大会直前になって使用禁止を通達。これにより、同チームは直前で戦略の変更を余儀なくされることとなった。
チーム側の反応は極めて強いものだった。その理由は2つある。
1つは事前協議や段階的規制などがなく、2週間ほど前に突然になされた通達だったからだ。
実際にTeam Visma | Lease a Bikeは3/19の石畳レースであるGP Denainでもそのシステムを使っていた。その時点では禁止されていなかったのだ。
そしてもう1つは、チーム側は自動タイヤ空気圧調整システムがエースであるワウト・ファン・アールトを有利にするものだと考えていたが、それを禁止されることで彼の勝利の可能性を低下させると考えているからだ。
今回の禁止措置について、チーム側は「UCIの禁止の理由がよくわからない」と批判している。
UCIが今回の禁止に踏み切った理由としては上述のようにGRVAAが倒産していることがある。市場で今回の問題となったシステムを普通に買えなくなっていると考えたのだろう。UCIルール上は普通に市場で買えない製品をレースで使ってはいけないというルールになっているからだ。
だがこの点について、チーム側は「いや今でもほしければ普通に注文できるし」、「レース当日の2週間または2か月前に購入できる状態でなければならないとか、そんなのはルールに書いてない。レース当日に買えればそれでOKのはずだ」と批判する。