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UCIとASOの怠慢が、フロリアン・リポヴィッツの鎖骨骨折につながったのではないか。2026ツール・ド・フランス第16ステージのフロリアン・リポヴィッツの落車と鎖骨骨折について。
昨日の2026ツール・ド・フランス第16ステージは個人TTだったが、そこでは個人TTの現世界王者レムコ・エヴェネプールがその力を見せつけ貫禄のステージ優勝。
しかし、レムコのチームメイトで山岳での最終アシストとも考えられていたフロリアン・リポヴィッツが落車して鎖骨を骨折し、大会リタイアとなってしまった。
そのときのリポヴィッツの落車シーンがこちらの動画。
ANOTHER GC RIDER DOWN 😨
— SBS Sport (@SBSSportau) July 21, 2026
Florian Lipowitz went down HEAVILY in the Individual Time Trial and was unable to go any further. We hope he is okay. 🤕
🇫🇷 #TDF2026 | July 5-July 27 | Every Stage on SBS 📺 pic.twitter.com/VIP204nevy
この落車シーンを見ていたとき、「この防護マットの置き方はアカンやろ」と思った。それについては昨夜Xで同趣旨のツイートもした。
そしてタデイ・ポガチャルもこの同じコーナーで一瞬バランスを崩している。次のポガチャルの動画がわかりやすい。
Uau! Salvada de Pogacar#Tdf2026 #ciclismonaespn pic.twitter.com/euAe2DsNrG
— O País Do Ciclismo (@opaisdociclismo) July 22, 2026
その場所は危険な魔のカーブだったわけだが、そこには主催者によって防護マットが設置されていた。
しかし、特にポガチャルの動画がわかりやすいと思うが、そのコーナーでは道路と歩道との間に段差があるのように見える。
そして肝心の防護マットは歩道の上に設置されている。
これではリポヴィッツのような道路を滑って勢い余って歩道に打ち上げられるという落車をした場合、歩道との段差に衝突してからようやく防護マットに触れることになり、防護マットの機能があまり発揮されないように思われる。
きちんと道路と歩道との段差を埋めるような、そういう設置の仕方をすべきではなかったのか。
たしかにそのように設置すると選手は道路幅いっぱいを使ったギリギリのコーナーリングをしにくくなるかもしれないが、そもそも落車しやすい危険なコーナーに防護マットが置かれるわけで、それならばそうした危険なカーブでは選手の走行の自由度よりも安全を優先した設計も許されるはずである。
今回のカーブではもし防護マットが上述のように段差の手前に置かれていれば、リポヴィッツは鎖骨骨折にならなかった可能性もある。
こういった構造の道は日本でも多いが、日本のレースだとそのへんはどのように防護マットが置かれているのだろう。
UCIは近年レースの安全性を重視する方針を打ち出し様々な施策を実施しているが、こうした防護マットのより適切な運用というのはきちんと指導・監視しているのだろうか。
同時にツール・ド・フランス主催者ASOも「防護マットをとりあえず置いておく」というだけではなく、世界最大規模の大会なのだし、これまでのノウハウもあるわけなのだから、もっと防護マットを適切に運用するべく大会を管理すべきだったのではないか。
今回のリポヴィッツの落車は、落車それ自体については選手の責任が大ではある。しかし、落車後の鎖骨骨折という負傷の点では厳しくいえばUCIとASOの上のような怠慢・過失が招いたものと言えるのではないか。
国内ではマットは少なく、脚のついた(コース内に脚がはみ出した)鉄フェンス運用主流で、慣れてる層は寄り過ぎアカンよね、と共通認識ではあり接触や、道路の幅員の方が狭まってる箇所でも自然なライン推移で安心である一方、ビギナー系クラスカテゴリだと寄せられてパニックブレーキや気の緩みで、上記フェンスや道路上の設備&設置物に突っ込んだり所謂「ヤバい」動きも多く救急搬送もしばしば見掛けるイメージです。
ただ、とある公道レースなんかだと下りで70km/h超える区間で自主的に畳を重ねたクッション(?)で崖側や岩の山肌側に保護設置して対策してたりと、こんな感じでUCI絡みだとシッカリとかではなく割と主催者次第なところがまた。。
なるほど国内ではそういう形式の保護策が多いのブヒね。日本名産の畳(?)大活躍!?
そして速度域が低そうなビギナークラスのほうが安全そうなイメージがあるけど、
実際は走行ラインをしっかり守るとかの安全のコツをちゃんとわかってるベテランやエリートクラスのレースのほうが安全なのブヒね。
日本でも安全施策が自転車連盟などによって統一的にその知恵が共有されたり、共通のマニュアルだったりがあったりすればいいブヒね。
実はフランス人選手が来る時だけは防護マットをきちんと下ろしていたりなんてことは……?
他国「フランスよ、さすがにそれはないよな……?」
フランス「…….」