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Netcompany INEOSにまたも痛手。ヴィクトール・ランジェロッティがXDS Astanaへ電撃移籍か【UCI資料で判明】
7月いっぱいまでNetcompany INEOS Cycling Teamで走っていた31歳のモナコ人選手、ヴィクトル・ランゲロッティが本日8月1日からXDS Astanaに所属することが明らかになった。
2026年シーズンに入り、大型スポンサーのNetcompanyを迎えて再出発したNetcompany INEOSだが、チームを巡る厳しい状況は依然として続いている。
今回、新たにモナコ王者のヴィクトル・ランゲロッティ(Victor Langellotti)が、シーズン途中でXDS Astanaへ移籍することが明らかになった。
移籍はUCI(国際自転車競技連合)の登録情報から判明したもので、正式発表に先立って事実上確認された形となっている。
ランゲロッティの移籍は以前から噂されていたものの、多くの関係者は2027年シーズン開幕からの加入を予想していた。
しかし、UCIのチーム登録情報では、2026年シーズン途中から所属先がXDS Astanaへ変更されていることが確認され、予定より早いタイミングでの移籍となった。
31歳のランジェロッティは、長年所属したスペインのProTeamであるBurgos BHから2025年に当時のINEOS(現Netcompany INEOS Cycling Team)へ加入。モナコ国内王者として知られ、山岳レースやクラシックでも安定した走りを見せる万能型ライダーとして評価されている。
XDS Astanaは2026年の移籍市場で最も積極的に戦力補強を進めているチームの一つのようだ。
知っての通りXDS Astanaにはグランツールで総合表彰台を狙えるような選手はいない。しかし、ワールドチームから降格する危機を合理的な戦略により乗り切り、くわえてアップダウンのあるレースで積極的にしかけることでUCIポイントを稼ぐ戦略を確立し、今では降格危機とは無縁の立場になっている。
ランゲロッティの獲得によりそうした得意の丘陵・クラシック路線の戦力をさらに強化する狙いがあるとみられる。
一方でNetcompany INEOSは、戦力流出を止められない状況が続いており、チーム再建への道のりは厳しさを増していると言えるのではないか。
Netcompany INEOSは2026年シーズン開幕前には大型投資によって再建への期待が高まっていただろう。
しかし、ツール・ド・フランスでの低迷など思うような結果を残せていない。チーム内部でもレース運営や戦略を見直すレビューが始まっており、来季以降に向けた立て直しが急務となっている。
今回のランゲロッティ流出は、その苦境を象徴する出来事の一つといえるだろうか。