ピーダスンは感染症判明で抗生物質で治療へ。2026ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージDNSの理由

マッズ・ピーダスンは感染症判明で抗生物質による治療へ。2026ブエルタ・ア・エスパーニャを途中棄権。

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2026ブエルタ・ア・エスパーニャでLidl-Trekのエーススプリンターとして出場していたマッズ・ピーダスンは、昨夜の第11ステージでDNSとなり、ブエルタから去ることになった。

その前日の第10ステージでも最後の3級山岳で大きく遅れていたが、今回のDNSとあわせて、そんな彼のコンディション不調の理由が判明した。どうやら感染症にかかっていたようだ。

情報源:Mads Pedersen quits the Vuelta a España after significant doubts: ‘Turns out to be an infection, so antibiotics needed’

体調不良はブエルタ開幕前から

Lidl-Trekのチームマネージャーによると、ピーダスンの体調不良はブエルタ開幕の数日前から始まっていたらしい。

当初は軽い風邪とみられており大きな問題になるとは考えられていなかった。ピーダスン自身も休息日に喉の痛みがあることを明かしながら、回復できるとの見通しだったようだ。

実際に第8ステージでは集団スプリントで2位に入り、一時は復調したようにも見えた。しかし、実際はその後も復調には至らなかった。

そしてピーダスンの状態が深刻であることを示したのが、上述のように第10ステージでの遅れだった。

本来なら勝利を狙える展開だったが、ピーダスンは終盤の勝負どころの早い段階でメイン集団から遅れ、優勝したバスティアン・トロンションから12分18秒遅れの163位でフィニッシュした。

ピーダスンより後ろでゴールした選手はわずか4人だけで、ほぼ最下位だったと言える。

彼は第10ステージ終了後は、数日後に脚の状態が戻る可能性に期待する一方で、改善しなければ帰国した方が合理的だとも話していた。

検査で感染症が判明、抗生物質が必要に。世界選に向けて回復優先

チームは第10ステージ後にピーダスンの検査を実施。その結果、症状の原因はウイルスではなく、抗生物質による治療を必要とする感染症だと判明した。

チーム側は、ブエルタへ向けたトレーニング自体は順調だったと説明しており、それにもかかわらず本番で期待されたパフォーマンスを発揮できなかった原因は、開幕前から続いていた体調不良にあると話す。

診断で症状が明らかになった以上、グランツールの厳しいステージを走り続けることは回復を遅らせるおそれがある。

チームが第11ステージでの未出走を決めたのは、今後の目標、特に世界選手権のための戦略的撤退であり、現実的な判断だったのだろう。

ピーダスンは体調不良を抱えていた段階から、約1カ月後に開催される世界選手権へ万全の状態で臨むことが最も重要だと強調していた。

ブエルタを途中棄権したことで、今後は感染症からの完全回復に集中できる。ただし、抗生物質による治療後にどの程度の期間でトレーニングへ戻れるのかは今の時点ではわからない。

世界選手権までの調整期間を考えれば、今回の早期離脱は妥当な決断といえる。一方で、感染症による休養がコンディション作りにどのような影響を及ぼすかは不明だ。

仮にピーダスンが世界選欠場となれば、デンマーク代表チームには大きな痛手でとなり世界選は苦しい闘いになるのではないだろうか。

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