日本チャンピオン留目が逃げて、最後はヒーリーvsシモンズ!2026宇都宮ジャパンカップはクイン・シモンズが優勝

2026ジャパンカップはクイン・シモンズがベン・ヒーリーとの対決を制して優勝

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2026宇都宮ジャパンカップは全19チームが参戦。今年はUCIワールドチームが5チーム、ProTeamが5チーム、海外コンチネンタルチームが1チーム、国内コンチネンタルチームが7チーム、日本ナショナルチームという構成になった。

そして古賀志林道を含めた1周10.3kmの周回コースを14周回するコースで、走行距離144.2kmのコースとなる。

宇都宮ジャパンカップ古賀志林道
© 2026 UTSUNOMIYA JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE 古賀志林道プロフィール

今年は残念ながら昨年の優勝者Bahrain Victoriousのレニマルことレニー・マルティネスが直前に欠場となった。

しかしそれでもLidl-Trekのキャプテン・アメリカことアメリカチャンピオンのクイン・シモンズ、そしてEF Education-EasyPostが誇るプロトン屈指のアタッカー、ベン・ヒーリー、Bahrain Victoriousのアントニオ・ティベーリ、Jayco-AlUlaのマイケル・マシューズなど注目選手が参戦した。

レースが始まると逃げに乗ったのが全日本チャンピオンの留目夕陽。

積極的に山岳賞を狙う動きだ。この留目の逃げグループは10名強ほどでその中には日本人選手として織田聖も入っていた。日本人同士上手く協調できれば逃げでも力を抑えながら走り続けることもできるが……

Tudor Pro Cycling Teamもファビアン・ヴァイスとハンネス・ウィルクシュの2名を送り込む。

またワールドチームもクイン・シモンズの優勝を狙うLidl-Trekがジュリアン・ベルナールを、ベン・ヒーリー優勝を狙うEF Education-EasyPostがコルビー・シモンズを送り込む。ワールドチームもやる気満々だ。

全14周のうち残り6周となると留目たち逃げグループにシモンズ、ヒーリー、ティベーリらの追走集団が合流する。そしてその後の登りでこの大きくなった先頭集団から脱落する選手も増えていく。

残り4周の古賀志林道でついに本命ベン・ヒーリーが動く!

これには今日最大のライバルのクイン・シモンズもしっかり反応。すかさずヒーリーに追随。

このあとヒーリーとシモンズを中心にレースが高速化。ティベーリが一時遅れるシーンがあるもなんとか彼らについていく。

残り3周目に突入するときには上のようなメンバーに。注目はLidl-Trekがアシストとしてジュリアン・ベルナールを残して、ともに一人ずつのヒーリーとティベーリに対して数的優位をキープしていることだ。

また、TotalEnergiesもジョルダン・ジェガットとそのアシストの2名をキープ。

そして残り3周の古賀志林道の入口からヒーリーが再びペースアップ!その後カウンターアタックのようにクイン・シモンズがアタック!

この2名が林道を先頭通過。

追走はティベーリが牽引しなければならない状況に。そしてシモンズのチームメイトのベルナールがチェックに回る。

このジャパンカップが現役最後となる石橋学(Team Ukyo)がこのように手を振りながら残り3周でレースを終える。

レースがラスト2周に突入する時点では先頭2名と追走集団7名は約50秒差にまで拡大。

追走にはTotalEnergiesが2名いるので、ジェガットのアシストとしてニコラ・ブルイヤールが牽引するもなかなか差が縮まらず、逆に少しずつ拡大していく。

ついに最後の周回。シモンズとヒーリーはスプリント力でいえば小柄なヒーリーと大柄なシモンズなのでシモンズが圧倒的にパワーで有利。そのためヒーリーは最後の古賀志林道でシモンズを引き離さなければ勝ち目がない。

ラスト林道で攻撃をしかけるヒーリー!

当然体重はシモンズのほうが重いが、シモンズは絶対に差を開かせない走り。ヒーリーもすごいが、シモンズの調子が良すぎる!

またシモンズのバイクはロゴ以外に余計な塗装がないシンプルなブラックカラー。登りで少しでも軽量化するために選んだか。

🐷はシモンズがプロデビューして頭角を現したとき石畳などのクラシックスペシャリストになるだろうと思っていたのだが、今では超級山岳や1級山岳は別としても登れるアタッカーとして完全に覚醒し成長した。🐷は彼がまさかここまで登れるようになるとは思っていなかった。

古賀志林道で決定的な差をつけられなかったヒーリー。一方でシモンズはその後の平坦基調の区間で入念に彼の動きを警戒し続ける。ここまでくればシモンズの勝利は99%確実。

🐷「シモンズキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

Lidl-Trekは前日の前菜としてのクリテリウムレースで勝利ができず、その連勝記録が途切れてしまったが、 その借りをメインディッシュのロードレースで返した形だ。

この日のLidl-Trekは上述のようにシモンズのアシストとして最後までジュリアン・ベルナールを先頭に残し続けるなど完璧なチームワークを見せた。一方で惜しくも敗れたベン・ヒーリーはもう一人アシストが残っていれば勝てたかもしれない。

🐷はシモンズもヒーリーもどちらも好きな選手だけに、🐷の乙女心は複雑な気分だ。

レース後のミーティングをする恐竜たち。

結果

ステージトップ10

順位選手名チーム名タイム差
1Quinn SimmonsLidl – Trek―
2Ben HealyEF Education – EasyPost0:01
3Jenno BerckmoesLotto Intermarché1:12
4Jordan JegatTotalEnergies,,
5Nicolò GaribboTeam UKYO1:13
6Julien BernardLidl – Trek,,
7Sam MaisonobeCofidis1:15
8Federico IacomoniTeam UKYO1:57
9Baptiste VadicTotalEnergies,,
10Alexandre DelettreTotalEnergies,,

ハイライト動画

のちほど。

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