テイオ・ゲイガン・ハートのEF Education-EasyPost移籍が発表。2027年は今後を賭けた勝負の1年へ

テイオ・ゲイガンハートがEFへ移籍。2027年の1年契約で復活目指す

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今年までLidl-Trekに所属していたテイオ・ゲイガン・ハートが、噂どおりEF Education-EasyPostへ移籍することが正式に発表された。次のインスタ投稿を見て欲しい。

EFへの移籍が正式決定、2027年に新たな出発

今回の契約は1年契約となる。

テイオ・ゲイガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)は31歳のイギリス人。2015にかつて最強チームだったTeam Sky(現Netcompany INEOS Cycling Team)に研修生として加入。そして2017年から同チームで本格的にプロデビュー。

2020年にはジロ・デ・イタリア総合優勝の栄冠に輝いた。

そのとき手にしたマリアローザと、新たに袖を通すEFのチームジャージはともにピンクという共通点があるわけだが、本人はその過去の栄光を振り返ることよりも、自分が再び高いレベルのパフォーマンスを発揮できるように復活できるかが重要だと話す。

EFの公式発表によれば、移籍につながったのはヴォーターズとの個人的な対話だったもよう。けがを負ってから経験してきた困難や、それに対する考え、今後の可能性について、両者は直接話し合ったようだ。

ゲイガン・ハートが新しい環境に期待するのは、異なる考え方や視点、そして人との出会いだ。本人は今回の移籍を自身の力を再び引き出すためのものと考えている。

2023年ジロの落車とLidl-Trek加入時から続く復活への挑戦

復活を語るうえで避けて通れないのが、2023年ジロ・デ・イタリア第11ステージの落車だ。ゲイガン・ハートはこの事故で大きなけがを負い、その後は回復と復調を目指してきた。

本人はけがの影響を乗り越えられたと感じる面がある一方でそう思えない面も残ると説明している。時間が経過したからといって、以前と同じ競技レベルに戻れたと実感できるとは限らない。

振り返ればLidl-Trekがゲイガンハートの獲得を発表したのは2023年8月だった。当時の契約は2024年から2026年までの3年間。加入発表の時点でも彼はけがからの復帰に向けたリハビリに取り組んでいた。

当時、本人はまず身体的に最高の状態に戻ることを目標に掲げ、自分をグランツール出場を目指すと同時にさまざまなレースで勝利を目指す意欲も示していた。だがこの3年間は復活の象徴となるような戦績は残せなかった。

なおLidl-Trek退団に至った詳しい事情は不明だ。

勝負の2027年

ジョナサン・ヴォーターズはゲイガン・ハートの才能に加え、深刻なけがから戻るために示してきた粘り強さを評価している。その努力が競技成績として実を結ぶ時期を、2027年に期待しているという。

現時点ではどのレースを主目標とするのか、グランツールでどのような役割を担うのかといった具体的な計画はは示されていない。

31歳という年齢、怪我からの復調がまだ未完、そして1年契約などの要素を考慮すれば、来年の2027シーズンは彼にとって現役続行か引退かの選択肢も具体的に見えてくる可能性が高い、そんな勝負の1年になるのではないか。かつてのジロ王者は泥臭くも力強く復活できるか?

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