Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
昨夜のブエルタ・エスパーニャ第9ステージは予定どおりの集団スプリントとなった。
そのスプリントを制したのはDeceuninck-QuickStepのスプリンターエース、サム・ベネット(Sam Bennett)である。
しかし、ゴール後に審判団により降格処分を課され、そのステージの勝利が剥奪されてしまった。一体何が起こっていたのか?下の動画を見てもらおう。
#ICYMI 🇮🇪@Sammmy_Be was relegated to the last position of the first group and got -5 points in sprint classification and a 500 CHF fine due to irregular sprint in stage 9 of 🇪🇸@lavuelta per article 2.12.007/ 5.1. #LaVuelta #LaVuelta2020 (📺@teledeporte) pic.twitter.com/065mUnmAKr
— World Cycling Stats (@wcsbike) October 29, 2020
ちょっと画質的に見づらいかもしれないが、注目してほしいのは以下の2つの行為。
ヘッドバット(頭突き)ではないが、肩で横にいる相手を押しのけようとしている。しかも2回。これがフェンス際に追いやられて危険という状況ならばセーフだったであろうが、今回の頭突きはそういう危険性が低い局面でのもの。それがアウトの判定につながったと思われる。
なお、今年のジロとブエルタはこのようなスプリントの局面での審判の判定に例年と比べてかなり時間がかかっていると言われる。実際にゴール後にこの判定が出されるまで26分ほどかかったもよう。
なぜそんなに時間がかかったのかというと、間接的な理由はコロナである。
一方、直接的な理由はUCIが独自の動画専用トラックをジロとブエルタに送り込んでいないからである。通常は、そのトラックでTV放映映像なども含めて様々な動画をチェックし、審判たちが協議して判断を下すことになっている。
しかし、今年はコロナ禍ということでUCIも予算削減で動いている。そこで、UCIはその動画トラックを今年のジロとブエルタには送り込んでいないのである。(情報源:Sam Bennett relegated for barging after winning stage nine of the Vuelta a España 2020)
それぞれ言い分はあるんでしょうけど、国際映像にもがっつり映ってしまったので、これはしょうがないですね。
ルフェーブルさんが激おこなのも、いつも通りなのでしょうがないですね。
今年はなんといっても、ポーランド一周のあのファビオ・ヤコブセンの事故があったので、審判団もおそらく厳し目に判定という方向なのだと思うブヒ。