スペシャライズドがカヴェンディッシュ移籍コストを負担か?
Share your love
昨年の移籍市場で大きな注目を集めたのが、かつてのキングオブスプリンター、マーク・カヴェンディッシュの動向だった。ほぼ引退寸前という感じも漂い始めていた冬、移籍市場が終わりつつある中で報道されたのが、かつての所属チーム、Deceuninck-QuickStepへの移籍だった。
その移籍については、「カヴェンディッシュ移籍の舞台裏。本人がスポンサーを連れてきた」で書いたように、カヴェンディッシュ本人が個人でスポンサーを見つけ、チームのボス、パトリック・ルフェーヴルを納得させ、閉じていた移籍の扉を強引にこじ開けた。
ここで誰もが気になっていたのは、「いったいどこのスポンサーが、カヴェンディッシュを支援したのか」という点である。
情報源:A Belgian bromance and sponsor stoke brings Mark Cavendish back to Deceuninck-Quick-Step
1/2 When there’s debate about the toughest cyclist you’ve ever met, there’s only ever been one answer from me: @IStannard. But off the bike, a gentle giant, absolutely loved by everybody who knows him.
— Mark Cavendish (@MarkCavendish) November 6, 2020
Mate, your loyalty, commitment & strength to dig deep are values for life, not pic.twitter.com/w8iVeGYpyv
この点につき、カヴェンディッシュ本人やDeceuninck-QuickStep側から明確な回答は今のところない。
だがしかし、チームトレーニングキャンプでのオンラインチームプレゼンテーションの場で、カヴェンディッシュは、チームバイクのスペシャライズド(Specialized)とのこれまでの親密さをアピールしたもよう。
たしかにカヴェンディッシュは過去に同社とVengeの開発に協力しあったり、空力の研究でも協働していたりした。密な仲であることは間違いないであろう。
そして今回のプレゼンでのスペシャライズドについての言及を考えれば、同社がカヴェンディッシュの給料を負担するという密約(?)を交わした可能性もあるだろう。