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ユンボ・ヴィズマが誇る最強の山岳アシストのセプ・クスに続くアメリカ期待のヒゲ・・・星の一人が、トレック・セガフレードに所属するクイン・シモンズ(Quinn Simmons)。19歳。
そんなヤングスターが今年、ロンドとパリ~ルーベに出場するもよう。
情報源:Quinn Simmons to start Tour of Flanders and Paris-Roubaix in sophomore season
さて、クイン・シモンズといえば昨年社会的にひと悶着起こしたを覚えているであろうか。アメリカ大統領選挙と差別反対運動とに関連したもので、「トレックが差別的表現を使ったクイン・シモンズの無期限レース禁止を発表。一体何があったのか?そしてトレックの危機感とは?」という記事で紹介した。
しばらくは謹慎処分だったが、昨年の終盤には2021年の最初から復帰するとの予定が発表されていた。
昨年はプロデビュー1年目、今年は2年目。もともとジュニア時代にはヘント(Gent-Wevelgem)とパリ~ルーベに参戦していたので、適性と経験のある選手である。
このヒゲ!アメリカ期待のヒゲ!プロトンでのヒゲスターの座の担う新鋭だ。19歳だ!誰がなんといおうと19歳!
今回、19歳にしてクラシックの最高峰であるロンドとパリ~ルーベに出場する予定が決まったということは、いかにチームから期待されているかがわかるであろう。もちろんそれらで戦えるだけの十分な実力があると認められているはず。
ただ、シーズインは南仏のレースで行い、クラシック戦線の開幕をつげるオムループ(Omloop Het Nieuwsblad)とクールネ(kuurne-Bruxelles-Kuurne)は出場しないらしい。
以下、クイン・シモンズのシーズン前半のレース予定を書いておくとこのようになる。
以上のようにビッグレースばかりである。確実にチームから大車輪の活躍を期待され、求められていると言えるであろう。同時に経験を積ませて将来のクラシックエースとなる逸材の育成を目論んでいるはず。
うーんなんですかねぇこの2010年あたりから、ルーラーとしてプロトン引っ張り時には大逃げかましてました的な風貌は。
とにもかくにも最近さっぱり若手育成など眼中に無い感じで、ロードレーサーの終の棲家(失礼!)的位置にあったTREKがやっと本腰上げたかと思うと少し嬉しくなりました。
今後に期待したいと思います。
今年は少しでも多くのレースが見られますように。
ルカ・パオリーニ、シモン・ゲシュケなどの名髭男爵を継承する人間がついに!