ゲラント・トーマスが複数のチームからのオファーを認める
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イネオス(INEOS Grenadiers)のゲラント・トーマスが、複数のチームから移籍のオファーを受けていることを明らかにした。
情報源:Geraint Thomas considering multiple offers as he focuses on his future after Olympics
ゲラント・トーマス(以下G)は今年のツール・ド・フランス第3ステージで落車により肩を脱臼し、大きくタイムもロス。結果、全く総合優勝争いにからめず残念はツールとなってしまった。そんなツールのリベンジとして東京五輪でロードレースと昨日の個人タイムトライアルの両方に出場したものの、ロードレースではツールと同じように落車し途中でリタイア。個人タイムトライアルでも本来の実力は発揮できないまま終わり、12位。
そのタイムトライアルでは走行中にログリッチから50秒も遅れていると知らされ、かなり戦意が低下したようだ。それがその後の走りにも影響し、自分の正しいペースを作れないまま走行。結果、INEOS Grenadiersのチームメイトのロハン・デニスにも追い抜かれることになったが、逆にデニスを追いかけることでなんとか走りのテンポを取り戻し、余計なタイムロスを防げたようだ。そのような趣旨のコメントをレース後にしている。
さて、そんなGだが少し前に書いた記事「 イネオスの選手の移籍動向と契約」で紹介したように、INEOS Grenadiersとの契約は今年まで。そして個人タイムトライアル後のインタビューではっきりと、複数のチームからオファーがあることを明言した。
噂されていたのは、Trek-Segafredo、Cofidis、Qhubeka NextHashの3チームのようだが、このうちTrek-Segafredoは否定、Cofidisもどうやらなさそうな気配・・・。となるとQhubeka NextHash?でもゲラント・トーマスの高額な年俸を払えるとは思えないが。まぁここ2年結果が出せていないことと年齢を考えてだいぶ買い叩かれるのかもしれないが。それでも個人的には、Qhubeka NextHashに移籍するというイメージが全く持てない。だから別のチームじゃないか?と思うが・・・どうだろう。
Gねぇ… 素晴らしく力のある選手だとは思うけど、いつも落車負傷でその力を使えないままレースを去る、というイメージがワタシの頭に刷り込まれちゃってます。
2018年ツールはその落車がなく、加えてフルームが調子上がらずでマイヨジョーヌ射止めたという印象。ほんとワンチャンスだったような気がしてます。
個人的にはもう来年はなかよくイスラエルでフルームと走ればいいんじゃない?と思うけど・・・
それは… 無きにしもあらず、ですねぇ
二人仲良く「男の花道」をいかに飾るか…