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クイックステップは来年からスーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)へとチーム名が変わる。そして今年はなんといってもレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)の大活躍がチームを明るく照らした。
これでグランツールの絶対的総合エースのレムコ、そしてステージ優勝を中心に自由に暴れまわるジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe)という最強ダブルエース(?)体制が取れるようになったわけだが、ボスであるパトリック・ルフェーブルは、来年そんな二人にアメとムチ作戦をとるようだ。
情報源:Lefevere uses carrot-and-stick approach to motivate Evenepoel and Alaphilippe for 2023
ベルギー紙La Dernière Heureにルフェーブルが語ったところによると、ルフェーブルはアラフィリップに対しては強い表現の言葉でモチベーションを高め、一方でレムコに対してはそれよりも穏やかな表現の言葉で接しようということらしい。両者で使う言葉を変える。
アラフィリップに対して強い言葉で発奮をかける理由は、アラフィリップが高給を得ているから。しかし彼はもはや世界王者ではなく、そして今年のリエージュでの落車と大怪我に見られるように最近あまり勝てていないからだ。他選手よりも高い給料と結果が釣り合っていないということがその理由だ。
そのためアラフィリップには再起を期待して、あえて強い言葉でその奮起を促してモチベーションを高めようということのようだ。
逆にレムコ・エヴェネプールには慎重な言葉使いで接する。それはレムコが今年やってのけた偉業を考えれば当然かもしれない。あとはレムコの性格・気質というのもあるかもしれない。またルフェーブル曰く「レムコの成長速度は予想を超えていた」と。ルフェーブル自身もまさかこんなに早くグランツール総合優勝を果たし、世界王者になるとは思っていなかったのかもしれない。