Schwalbeから28Cで165gのタイヤが登場?Aerothan タイヤを開発中
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ドイツの老舗タイヤブランドとして人気のSchwalbe(シュワルベ)。それが誇る超軽量TPUチューブとして有名なのがAerothan(エアロザン)だ。
このゴム素材ではなくTPU素材(乱暴にいえば伸縮性のあるプラスチック)を使ったTPUチューブは近年各社から販売が相次ぐが、SchwalbeはそのAerothanについて、他社のTPUチューブより、高い耐久力、より低い転がり抵抗を実現しているとアピールしている。
さて、そんなAerothanはこれまでクリンチャー用のインナーチューブだけだったが、どうやらその技術を使い新しい「Aerothan タイヤ」も開発しているようだ。
この新しいタイヤは、世界最大の自転車展示会であるユーロバイク(Eurobike)でSchwalbeが展示している。その画像は情報源記事でチェックしてほしい。
開発中のAerothan タイヤは、タイヤの太さ28cでなんと165gを達成する軽さ。Schwalbeのロードバイク用タイヤの最上位モデルでも28Cの太さならば250g(TT用)~270g前後であるので、それよりも100gも軽いとんでもない軽量タイヤができあがることになる。
そして上述のようなAerothanチューブの性能を考えると、そんな超軽量タイヤであっても耐久性、しなやかさ、転がり抵抗の低さなども十分に兼ね備えたタイヤとなる可能性が高い。だからこそSchwalbeは開発しているのだろう。
Aerothan タイヤはチューブレスのようだが、もしクリンチャーもあるとすればAerothanチューブを使うことが理想。仮に併用の場合はチューブレスタイヤというよりはチューブラーにかなり近い使用感になるのではないかと予想される。
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