Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ロードレース2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ

ベルナル がレムコと一緒に逃げ!ヴィンゲゴーが遅れる!?2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージの感想・結果・ハイライト動画

ユンボのチーム内闘争の結末は?2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージの感想・結果・ハイライト動画

Share your love

昨夜の2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージは今大会最後の山岳ステージ。もちろん気になるのはユンボ・ヴィズマのチーム内闘争の結末だ。はたしてクスがエース扱いなのか、それとも本当にログリッチ、ヴィンゲゴー、クスが最後まで本気で殴り合うのか?

第18ステージのコース

感想・ハイライト

ベルナルきた!レムコと逃げる!

ついにエガン・ベルナルが動いた!最後の山岳ステージで逃げにのってきた!そして今日もレムコが逃げ!

今日はレムコも逃げる必要はないんちゃう?と思っていたが、今日もレムコが最初から逃げに乗った。山岳賞争いを確実にするために、そしてステージ優勝をも同時に狙うための逃げだろう。

この逃げ集団は14名。その中には山岳賞ランキング3位のグルパマFDJのマイケル・ストーラー(Michael Storer)もいる。ただ今日のスタート前でレムコとストーラーとの差は52ポイント。今日は稼げる山岳ポイントは38ポイント。つまり今日ストーラーが全ての山岳ポイントを1位通過してもレムコには追いつけない。

そこでストーラーが奇跡の逆転を果たすにはまだ第20ステージの丘陵ステージで山岳賞ポイントを稼ぐ必要が出てくる。その第20ステージでは3級山岳が10回登場。山岳賞ポイントは最大合計30ポイント稼げる。ようするにストーラーにもチャンスがあることになる。

そのためレムコとしては今日もがんばる必要があるわけだ。

そしてユンボ勢が支配するメイン集団はこの逃げをさっさと容認。残り50kmで10分以上のタイム差となり完全にユンボはステージ優勝を放り出した格好だ。逃げは逃げで、そしてメイン集団はメイン集団でそれぞれのバトルをする展開となった。

レムコまた独走!

大会最後の山岳ステージで大会最後の1級山岳となるが、今日はその1級を2度登ってフィニッシュ。その1級の1度目に入ったところでレムコが鉄槌を振るった。他の選手を簡単にふるい落として独走をスタート。

レムコはお得意の美しく安定したエアロフォームで悠々と独走。

一方で12分近く後方のメイン集団ではボーラが動く!

メイン集団から勢いよく飛び出したのはボーラのニコ・デンツ(Nico Denz)、アレクサンドル・ウラソフ(Aleksandr Vlasov)、グルパマのルイス・アスキー(Lewis Askey)、そしてブルゴスのサンチェス(Pelayo Sánchez Mayo)。

ロードレース2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ

ここで後方ではバーレーン・ヴィクトリアスが昨日に続いてド根性を見せる。ワウト・プールス(Wout Poels)の鬼気迫る牽引でウラソフらとの差を急速につめて吸収。

さてレムコは何もトラブルなくゴールへ。

レムコ「ラブ注入❤」

ヴィンゲゴーが遅れる!?

そしてメイン集団はプールスの引きが終わり、エースたちだけのバトルがスタート。だがユンボ勢は慌ててる必要は全くない。彼らはチーム内部でどうするかだけ。

ヴィンゲゴーが無線で何かを言ったとき🐷は、ヴィンゲゴーがクスに「まだ仕掛けるのは早い。我慢しろ」と言ったのかと思った。

そして最後にヴィンゲゴーとクスの間に数秒差がついたが、これはヴィンゲゴーが限界だったという感じではなく、単にチームの目標はほぼ完遂(結局総合1、2、3とれればそれでいい)したと考えてヴィンゲゴーは踏む必要なしと判断したのだろう。つまり結果論でしかないかもしれないが、最終的にはエースはセップ・クス(Sepp Kuss)だったということなのだろう。

見方次第ではログリッチとヴィンゲゴーがクスに総合優勝を譲ったという考えもできるだろうが、しかし今日のゴール前であれだけしっかりとスプリントしてついていったクスは十分に王者の資格がある。誰も文句はつけないだろう。

ロードレース2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ

ゴール後にクスはログリッチとヴィンゲゴーと握手。ヴィンゲゴーに対しては「Sorry, I didn’t mean that(ごめん、こうするつもりはなかったんよ)」と。

これはおそらく最後にスプリントしてヴィンゲゴーと離れてしまったことについての言葉だろう。クスとしても総合タイム差的にエンリク・マス(Enric Mas)とフアン・アユソ(Juan Ayuso)のスプリントについていく必要は全くなかったからだ。ユンボトリオ揃ってゴールすればそれで済んだはずだった。

もちろん次の第19ステージ(ド☆平坦)も明後日の第20ステージ(丘陵ステージ)もあるため何が起こるかはわからない。だがほぼ9割方セップ・クスの総合優勝で決まりだろう。

そしてUAEのアユソーはいつも思うが本当に走り方がポガチャルにそっくり。ダンシングもそっくり。だから最後のシーンはツールでヴィンゲゴーとポガチャルがやりあってるようにも見えた。

さて🐷の優勝予想は、

優勝予想は今日もレムコ・エヴェネプール。

レムコは昨日アングリルを途中まで独走していたが、吸収されてからは無理せずゴールしたのでちょっと体力を節約したはず。また上で書いたようにヴィンゲゴーが逃げるのはありえないだけに、昨日山岳ポイントを十分稼いだレムコは今日は逃げる必要がない。最後の山でステージ優勝を狙うだけで良いはず。バッドデイで悲運を味わったレムコが最後の山岳ステージで山岳賞ジャージ確定の有終の美を飾ると予想。もちろんそれに対抗するのはユンボトリオ。

今日はレムコvsログリッチ?2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージのコースについて

というわけで予想と展開は違ったものの結果は的中。

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

1Remco Evenepoel Soudal – Quick Step1位との差
2Damiano Caruso Bahrain – Victorious4:44
3Andreas Kron Lotto Dstny5:10
4Max Poole Team dsm – firmenich5:12
5Paul Ourselin TotalEnergies5:17
6Julien Bernard Lidl – Trek6:11
7Egan Bernal INEOS Grenadiers7:01
8Juan Ayuso UAE Team Emirates9:29
9Enric Mas Movistar Team,,
10Sepp Kuss Jumbo-Visma,,

総合トップ10

1Sepp Kuss Jumbo-Visma1位との差
2Jonas Vingegaard Jumbo-Visma0:17
3Primož Roglič Jumbo-Visma1:08
4Juan Ayuso UAE Team Emirates4:00
5Mikel Landa Bahrain – Victorious4:19
6Enric Mas Movistar Team4:30
7Cian Uijtdebroeks BORA – hansgrohe7:37
8Aleksandr Vlasov BORA – hansgrohe8:35
9João Almeida UAE Team Emirates10:20
10Santiago Buitrago Bahrain – Victorious12:20

各賞ジャージ

マイヨ・ロホ(総合首位)Sepp KussJumbo-Visma
マイヨ・ベルデ(ポイント賞)Kaden GrovesAlpecin-Deceuninck
マイヨ・ルナレス・アスーレス(山岳賞)Remco EvenepoelSoudalーQuickStep
マイヨ・ブランコ(新人賞)Juan AyusoUAE-TeamEmirates
Share your love

Warning: Undefined array key "path" in /home/miyamaworks/bikenewsmag.com/public_html/wp-content/themes/blocksy/inc/helpers/html.php on line 6
piginwired
piginwired
Articles: 7115

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!