AssosがAsosを提訴。2011年以来の法律闘争へ
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スイスの最高級高性能ウェアブランドといえばAssos(アソス)だが同社が、イギリスのファッション通販会社Asos(エイソス:”s”が1つ少ない)を訴えた。
誰だって「そらそうよ」と思わざるを得ない。
情報源:Assos of Switzerland takes legal action against retailer ASOS, again
ただ今回の提訴理由については詳細は不明で、情報源記事メディアによれば契約不履行とのことだ。
では一体Assos(アソス)とAsos(エイソス)の間にどんな契約があったのか?
実は2011年にもAssos(アソス)との間で係争が発生していた。そのときのAssos(アソス)の主張によると、Asos(エイソス)がAssos(アソス)の欧州共同体商標(CTM=Community Trade Mark)を侵害したという理由だ。
この裁判は一審ではAsos(エイソス)の主張が大部分認められたものの二審ではAssos(アソス)側の主張が受け入れられ、結局その過程でAsos(エイソス)側がAssos(アソス)とドイツの紳士服小売Anson’s Herrenhausに対して2020万ポンド(約40億円)を支払うことで和解となったようだ。その際、同時にAsos(エイソス)は、自転車用ウェアの販売とドイツで店を営業することを禁止されたとのこと。これが2016年。(参考:Asos must pay £20m to rival retailers)
それが上述のように再び今年になってバトル再開となったようだ。いったいAsos(エイソス)側にどのような和解契約の不履行があったというのであろうか。そして再び同じように和解で終わりとなるのであろうか。