マキシム・ファン・ヒルスが訴えられる可能性。Arkéa–B&B Hotelsとアモリ・カピオが今年のツール・ド・フランス第13ステージの落車事故に関して訴訟を検討

今シーズンの移籍市場が閉幕しようとするその直前に、まさに青天の霹靂のようなLotto Dstnyとの契約解除と、その後のRed Bull-BORA-hansgroheへの移籍となったマキシム・ファン・ヒルス。

• 突然Lotto Dstnyのマキシム・ファン・ヒルスが契約を解除で移籍か
• レッドブルがマキシム・ファン・ヒルス獲得を発表

そんな彼が法的措置を取られる可能性が出てきた。

情報源：“No apologies were offered. That sort of typifies Maxim Van Gils” – Amaury Capiot considered legal action after Tour crash that continues to trouble him

Arkéa–B&B Hotels側がマキシム・ファン・ヒルスに法的措置を検討中

といっても今回の件は上記のレッドブルへの移籍に関するものではなく、今年のツール・ド・フランス第13ステージのゴール前での落車事故に関するものだ。今年のツール・ド・フランス第13ステージについては次のレビュー記事を再び読んでほしい。

→ログリッチとアユソーがリタイアの2024ツール・ド・フランス第13ステージの結果とハイライト動画

その記事でも書いたが、その日はゴール前のフェンス際で激しい落車が発生した。覚えている人も多いだろう。下の動画がそれだ。

こちらの画像で◯で囲った部分を見て欲しい。この落車は前からトレインを終えて下がってきたArkéa–B&B Hotelsのアモリ・カピオと後方から上がってきたマキシム・ファン・ヒルスがこのように接触したことが起点となった。

この落車によりアモリ・カピオは仙骨の骨折などを負い、約5ヶ月経った今でも完治はしておらず強度の高い運動や数時間のライドなどを行うと痛みがまだ発生すると言う。

この落車についてはアモリ・カピオとArkéa–B&B Hotels側はマキシム・ファン・ヒルスが悪く、さらにヒルス側から謝罪の言葉もないとして彼に対して法的措置を検討しているらしい。

2023ジャパンカップでのやらかし

マキシム・ファン・ヒルスといえば2023ジャパンカップでやらかしたことがあったのを覚えているだろうか。次の画像を見て欲しい。

この暴行事件の後に、UCIから彼に対して制裁が課された。

• UCIがジャパンカップクリテの暴行問題でマキシム・ファン・ヒルスに制裁
• UCIが、ジャパンカップで暴行のファン・ヒルスに対して25日間の出場禁止処分