2025からのUCIルール変更点その2
2025年から変わるUCIルールについて
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少し前に2025年シーズンから始まる新しいことなどを「【追記】2025シーズンのUCIルール変更点など新しく変わること」という記事で簡単にまとめたが、今回はそれに続きUCIルール変更点の追加情報だ。
情報源:Hands on bars: UCI bans celebrating behind winners, feeding outside feed zones in 2025 rules
ゴールするまで手はハンドルの上
これまでロードレースではゴールラインで手を上げて優勝した選手を、その選手のチームメイトが後方からその姿を確認し同じように手を上げて喜ぶシーンがよく見られたものだが、今年からそれが禁止となる。理由はもちろん安全上のものだ。
この画像のようにUCIルール(2.12.007の5.2)で、スプリント中に減速し他の選手を危険にさらすことが禁止される。その具体的態様として、
- 故意に他の選手の走行ライン上に居続ける
- 集団内でチームメイトの優勝を喜ぶ
- チーム無線で話す
- 集団内でハンドルから手を離す
というものが示されている。
これに違反するとワールドツアーレースでは500スイスフラン(約8万6000円)の罰金と降格処分、それに加えてイエローカードといった制裁が課される場合もある。
補給の厳格化
また補給食を取る区間やゴミ捨て区間についても次のように厳格化される。
- 選手に補給を配る人間はUCIライセンスを保持しているチームの人員に限ると厳格化
- レース主催者は30km~40kmごとに補給区間を設けなければならないと完全に義務化
【2025のUCIルール変更点や新しく始まることなど】