レビュー


Rapha










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2025アムステル・ゴールド・レースで、デカトロンAG2Rの監督ルーク・ロウはイネオスのチームカーに騙されと怒り心頭()
昨年の秋までイネオスで走っていた元プロ選手のルーク・ロウ。イネオスではグランツールやクラシックなどで平坦での守護神・リーダーを務めてきた。
そんな彼は昨年の5月に10月31日をもって引退することを表明し、その後、10月になってからデカトロンAG2Rの監督へと転生することを発表。今年から本格的に監督業デビューを果たしている。
そんなルーク・ロウは先日の2025アムステル・ゴールド・レースでも監督としてセカンドチームカーに搭乗し働いていたが、そのときの様子をゲラント・トーマスとやっているポッドキャストで話した。
そのポッドキャストでまだ監督としては新人のルークが語ったのはイネオスに騙された事件だ。一体何があったのか?
ルーク・ロウの話によると、2025アムステル・ゴールド・レースの残り100km地点で発生した大きな落車に対応しようと各チームのチームカーもカオスな状況に陥っていた。
選手としてはベテランだったルーク・ロウはそのような混乱にも慣れているはずだが、やはり監督してそうした混乱にどう対応するかは選手だったときのそれとは全く別であり、監督して新人デビューしたばかり彼にとっては経験不足が露呈することもあるが、まさに今回はそれが現れた場面だったようだ。
その大規模落車が発生し各チームがその対応に追われた。その後レースとチームカーの車列が動き出すが、ルーク・ロウが乗っているデカトロンのチームカーは5分ほど停車を余儀なくされた。その後彼のチームカーよりもイネオスのチームカーがまず優先して通された。
プロトンに追いつくためルーク・ロウもイネオスのチームカーの後をフルガス(全力で)追った。そのときイネオスが左に曲がる場面があったらしい。そしてルーク・ロウもそれに続いて左に曲がった。だがそこはコースではない道で、彼らは迷子になった。
彼らは元の道に戻るため回り道せざるを得ず、元のコースに戻ったときにはレースの先頭となっている状況だった。しかしそれは審判に見つかると「なんでチームカーが選手より前におるんや!」と怒られるため、プロトン全体が通り過ぎるまで審判に見つからないように隠れていたらしい。
このときのことを思い出し、ルーク・ロウはイネオスのチームカーについて、
“You f*ckers!”