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UAEのフアン・アユソーが契約途中でLidl-Trekへ移籍か?
明日から始まる2025ブエルタ・ア・エスパーニャ。そこにUAE Team Emirates – XRGのダブルエースとして、ジョアン・アルメイダとともに出場するのがフアン・アユソー。今年はジロ・デ・イタリアにも出場していた(第18ステージをDNF)。そのアユソーにLidl-Trekへの移籍の噂が立ち上がってきている。次のツイートを見て欲しい。
Info @Gazzetta_it – An update about Juan Ayuso: sources told us that a move from Uae at the end of 2025 is "non impossible" despite his contract. And IF the move happens, Lidl-Trek can ben considered a very solid option for the spanish. More on our website
— Ciro Scognamiglio (@cirogazzetta) August 21, 2025
アユソーとUAEとの契約は2028年まで残っているのだが、彼についてはチームメイトの一部との関係が良くないのではと噂されてきた。たとえば記事【ポガチャルとUAEへの批判「フアン・アユソーはポガチャルやUAEによって仲間外れにされている」】でもそうしたチームの雰囲気について紹介した。
そして今回イタリアメディアのガゼッタ・デッロ・スポルトの専門家は、契約途中だが今年限りでUAEから他チームへ移籍することもありえないことではないと話す。
たしかにアユソーは、ポガチャルを筆頭に才能あふれる若手が揃うチームでは絶対的エースとして走れる機会は少ないだろう。少なくともポガチャルが君臨している間はツール・ド・フランスをエースとして走れない。ワンデイレースでも同様だ。
さらに契約途中の移籍という点でも、レムコ・エヴェネプールの移籍を見れば不可能ではないことは明らか。補償金を相手方チームが出せば良い。極端に単純化した話をすれば、ポガチャルの2028年までの給料をまとめて支払うのは難しいだろうが、アユソーの2026~2028年分の給料なら補償金として相手方チームも負担しやすいはずだ。
そしてその移籍先のチームとして有力な候補がLidl-Trekだと言われている。アユソーの母国スペインチームのMovistarは残念ながらアユソー獲得には予算が足りないからだ。
もしこの報道のようにアユソーのLidl-Trekへの移籍が現実化すれば、レムコ・エヴェネプール移籍に並んで最も話題となる移籍契約となるだろう。
リドルには脚質の垣根を超えて互いにアシストし合う風土があるので、アユソーに限らず人間関係で悩んでいる選手にはとても魅力的に見えるでしょうね。
これでもし本当に移籍したら、チーム内の不仲説が事実だったという証明に・・・