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Rapha




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フランスが国家をあげて天才ポール・セクサスの他チーム移籍を阻止へ
情報源:France will fight to keep Paul Seixas on a French team
フランスの至宝と言える19歳の天才ポール・セクサス。先日はイツリア・バスクカントリーでワールドツアー初勝利を挙げると同時に圧倒的な力で総合優勝を成し遂げた。そんな彼を巡り、移籍市場が異例の盛り上がりを見せているようだ。
2026年シーズンにおいて圧倒的なパフォーマンスを見せたセクサスには、UAE Team Emirates – XRG、Red Bull-BORA-hansgrohe、INEOS Grenadiersなど複数のトップチームが関心を示しているとされている。
その中で海外メディアの報道では、セクサスとDecathlon-CMA CGMとの契約は2027年まで残っているにもかかわらず、すでにUAE Team Emirates – XRGとセクサス側がなんらかの交渉を行ったと言われている。
(なおフランス紙L’Equipeによると、UAE Team Emirates – XRGで走るパヴェル・シヴァコフをポール・セクサスのアシストとすべくすでに契約したとかなんとか)
Decathlon-CMA CGMも、DecathlonとCMA CGMという国際的な大企業がスポンサーとなったおかげでかつてよりも予算が大きく増えている。しかしそれでも民間企業であることはかわりなく、1つのプロチームに出せる予算には企業の財政上・会計上は限りがある。
一方でUAE Team Emirates – XRGは実質的に国家がバックについている(しかも石油王である王族が支配している)わけで、民間企業よりも柔軟に、より多くの資金をチームに投下できると考えられる。
それはフランスチームにとって、いやフランスという国家にとってその至宝を失う脅威となっていると言えるだろう。
そして報道によれば、フランスの政府レベルでもこの問題が重要視されているようで、大統領のエマニュエル・マクロン大統領が関与する可能性まで示唆されている。
その記事では、マクロン大統領がポール・セクサスと話しをして、フランスチームに残留してくれるよう説得を試みる可能性があると書かれているようだ。
ポール・セクサスはいうまでもなく数十年に一度フランスに現れるかどうかの天才と言える。そんな彼は、ずっとツール・ド・フランスで勝てるスター選手が不在だったフランスの大きな希望の光である。
セクサスという太陽は社会の多くのもの(ヒト、モノ、カネ)を引き寄せる引力をもつものだ。
そんな彼が海外チームへ移籍してしまえば、フランス自転車界の未来が閉ざされてしまいかねない。そのうえ、グローバル化するプロスポーツ市場(あるいは国際スポーツ政治?)という観点からも、フランス(国家・企業両方で)の地位・影響力の低下もあり得るだろう。
日本人からすれば「いやそれは考えすぎやろ……」と言いたくなるが、セクサスの移籍問題はそれほどの意義を持つものと考えられているようだ。
🐷「勝手にメディアが盛り上がっているだけちゃうの……」