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ジョアン・アルメイダが血液検査で異常値。ジロ欠場の真相を語る
UAE Team Emirates – XRGのポルトガル人ジョアン・アルメイダは、当初の予定では2026年ジロ・デ・イタリアの有力候補として出場するはずだった。しかし春先からの原因不明の体調不良に悩まされ、そのジロの欠場を余儀なくされた。
そのポルトガル人クライマーは、現在開催中のオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ(Tour Auvergne Rhône-Alpes)でレース復帰を果たすもまだまだその体調不良から完全回復の道は遠く、現時点では総合順位は首位から43分以上遅れての141位となっている。
そんなアルメイダだが、血液検査で複数の異常値が確認されていたことを今回明かした。
上述のようにアルメイダは春先のレースで体調不良に苦しみ、予定されていたジロ・デ・イタリア出場を断念した。本人によると、問題は単なる疲労や風邪ではないとのこと。
その体調不良について、医療チームによる検査の結果、血液データに通常では見られない数値が複数確認されたと明かした。ただし具体的な病名、その異常値の内容、そしてその原因については明らかになっていない。
アルメイダ自身も「何が起きていたのか完全には分かっていない」と説明しており、本調子に戻るにはまだまだ時間がかかりそうな気配だ。
復帰戦となったオーヴェルニュ・ローヌ・アルプでアルメイダはまだ本来のコンディションにはほど遠い状態で、山でも大きく遅れる場面が見られる。
体調不良の原因が不明であること、現時点でのコンディションの悪いことを考えて、アルメイダは7月のツール・ド・フランスへの出場については極めて否定的な見解を示している。
近年のツールは過去最高レベルの戦場となっており、中途半端な状態で出場することはチームにも自身にもメリットがないとの考えだ。
そんな中でアルメイダが今後のシーズンで最大の目標として掲げているのがブエルタ・ア・エスパーニャである。ステージ優勝の経験もあり、2025年大会では総合2位フィニッシュも経験している。母国ポルトガルの隣の国でのグランツールということもあり、本人も意欲は高い。
取材に対しても明確にマイヨ・ロホを狙うことを考えていると述べている。
オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ後のブエルタまでのレース予定は現時点では、クラシカ・サンセバスティアンとブエルタ・ア・ブルゴスが予定されている。
いくらUAE Team Emirates – XRGが分厚い選手層を持っているといっても、やはりアルメイダの欠場はタデイ・ポガチャルとUAE Team Emirates-XRGにとっては大きな痛手だろう。
しかし現実的には原因不明の体調不良が続くため無理をさせることはできないし、意味がない。2026年は健康回復を最優先とせざるを得ないだろう。その経過如何ではブエルタ出場もなくなるかもしれない。現在のコンディションでは高強度のトレーニングもなかなか難しいのではないか。
ブエルタも欠場となると、チームとしても大きな計画の狂いが生じることになるわけだが、一方でジロ・デ・イタリアではエースがいなくなった結果(やけくそ作戦で)、自由に走れることになったジョナタン・ナルバエスたちが活躍したという事実もあり、ブエルタでもUAEがステージ優勝を多数重ねることもあるかもしれない。