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ロードレースとロードバイク

ポガチャルがブエルタ出場へ?ブエルタの山岳を走る様子が世間の期待を増大

ポガチャルがブエルタ出場へ前進か。シエラネバダでの山岳試走が憶測を加速。

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情報源:Pogacar sparks fresh Vuelta talk with Sierra Nevada climbs recon

タデイ・ポガチャル(UAE Team Emirates-XRG)の2026年ブエルタ・ア・エスパーニャ出場の可能性が再び注目を集めている。

きっかけとなったのは、スペイン・シエラネバダで行われた高地トレーニング中の山岳試走だ。ツール・ド・フランスへ向けた調整の一環と見られる一方で、ブエルタ終盤の重要ステージで使用される登坂コースを実際に走行していたことが確認されたことだ。

スペイン国内では「ポガチャルのブエルタ参戦が現実味を帯びてきた」との見方が広がっている。

なぜポガチャルはブエルタの重要コースを試走していたのか?

ポガチャルはツール・ド・フランスに向けた高地合宿をスペインのシエラネバダ(スペイン語の意味は「雪の差脈」)で実施していた。

その期間中、2026年ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージの舞台となる周辺の山岳ルートを走行していたことが報じられたのだ。

特に注目されたのが、今大会屈指の難関ステージとされるグラナダ周辺の登坂区間だ。大会主催者も「ブエルタ史上でも最も厳しいステージの一つ」と位置付ける場所であり、総合優勝争いの決定打になる可能性が高いとされる区間だ。

単なる高地トレーニングであれば他のルートも選択できるだけに、今回の試走がブエルタ出場を視野に入れた準備ではないかとの憶測が生まれているわけだ。

ツール後の予定は依然として未定

もちろん現時点でポガチャルのブエルタ出場は正式発表されていない。

UAE Team Emirates-XRGもシーズン後半のプログラムについて明言しておらず、ツール・ド・フランス終了後に最終判断が下される見通しだ。

ただし近年のポガチャルは、シーズン終盤のレース選択を柔軟に行う傾向がある。2025年はツール後の疲労を理由にブエルタ出場を見送ったが、2026年は比較的余裕のあるレーススケジュールを組んでいる。

そのため、チーム内でもブエルタ参戦を検討する余地は十分に残されているとみられる。

ポガチャルに残された数少ない目標

ポガチャルはこれまでにツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、世界選手権、パリ~ルーベ以外のモニュメントといった主要タイトルを次々と獲得してきた。

しかしブエルタ・ア・エスパーニャについていえば、グランツールデビューとなった2019年ブエルタでいきなりの総合3位となって以来ずっと出場していない。当時20歳だったポガチャルは3ステージ優勝を挙げて大ブレイクを果たしたが、その後は知っての通りずっとツール中心のスケジュールだった。

そのため、ブエルタ総合優勝は現在のポガチャルにとって数少ない未達成の大目標の一つとなっている。

今年のジロ・デ・イタリアでライバルのヨナス・ヴィンゲゴーが先にグランツール全制覇を達成したため、それに対抗すべくポガチャルが「ならばオレもやってやるか」という野望に燃えてもおかしくはないだろう。

問題はカナダでの世界選手権か

一方で、ブエルタに出場するには問題点もいくつかある。

1つはUAE Team Emirates – XRG内の人間関係という問題だ。ポガチャルだけがすべてをかっさらうというのは、他選手のチャンスを奪うことになるため人間関係の不和が生じる可能性がある。それはチームづくりという点で大きな障害となる。

2つめはもっと現実的な問題で世界選手権との日程の兼ね合いだ。

例年ポガチャルは9月にカナダで開催されるワールドツアーのグランプリ・シクリスト・ド・ケベックと同モンレアルの2つのワンデイレースへ出場しており、さらに今年はカナダで行われる世界選手権も重要目標となる。

そこでもしブエルタに出場する場合、これらのレースプログラムとの調整が必要になる。

今年のブエルタ・ア・エスパーニャは8月22日~9月13日までの開催。そして今年のグランプリ・シクリスト・ド・ケベックは9月11日、同モンレアルは9月13日だ。完全にブエルタと衝突する。またモンレアルで開催される世界選手権は9月20日~27日まで(男子ロードレースは最終日)だ。

カナダで3つのレースが連続して開催されることになるため、いちいちヨーロッパに戻らずポガチャルはずっとカナダに滞在することになるのではないか。世界王者として現地のメディアに対応する仕事もあるだろう。

ブエルタに出場するには少なくともケベックとモンレアルのワンデイレースは諦める必要がある。

アルメイダ次第?全てはツール後か

現在の最優先事項は、あくまでもツール・ド・フランスであることは間違いない。そしてポガチャルはシエラネバダでの高地トレーニングを終え、これから始まるツール・ド・スイスを経てツールへ向かう予定だ。

一方ブエルタ・ア・エスパーニャはジョアン・アルメイダがエースとなる可能性がある。しかしそのアルメイダは血液検査で異常な値が判明したものの、その原因はいまだに不明であり、体調不良からどれだけ回復できるのかはまだわからない

もしアルメイダがブエルタで戦えるだけのコンディションに戻れなかった場合、エースとしてポガチャルが出場という可能性もあるのではないか?ひょっとしたら今回の試走もその可能性を見据えたうえでのものだった可能性が?

今年もツール後の正式な最終決定のアナウンスがあるまで、ポガチャルがブエルタに出場するかもという憶測は盛り上がり続けそうだ。

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