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ポール・セクサス争奪戦が激化!Q36.5がポガチャル超えの年俸を提示か
情報源:Tom Pidcock’s team attempts to woo Paul Seixas with a higher salary than Tadej Pogacar
フランス期待の天才クライマー、ポール・セクサスを巡る移籍市場が大きく動き始めている。
複数のワールドツアーチームが獲得に関心を示すなか、トム・ピドコックを擁するPinarello-Q36.5が、現在のロードレース界最高峰ともいえるタデイ・ポガチャルを上回る年俸を提示する可能性が報じられ、大きな注目を集めている。
セクサスの移籍交渉に関して、現在もっとも驚きをもって受け止められているのがPinarello-Q36.5の動きだ。
業界の著名ジャーナリストのダニエル・ベンソンによると、チームは年間約1300万ユーロ(約24億円)という破格の契約を用意しているという。
現在ロードレース界最高額とされるタデイ・ポガチャルの年俸は約800万~1000万ユーロと推定されており、仮に報道どおりならばそんなポガチャルを上回る水準となる。
Pinarello-Q36.5は現在、トム・ピドコックを中心としたプロジェクトを進めているが、ワールドツアーライセンスという面では他のビッグチームに及ばない。その不足分を、圧倒的な資金力によって補おうとしている形だ。
もちろんポール・セクサスを獲得を狙っているのはPinarello-Q36.5だけではない。
これまでに名前が挙がっているチームには、
など、豊富なチーム予算を持ち、グランツール覇権を狙うトップレベルのチームが並ぶ。
チーム力やチーム実績だけを考えれば、これらワールドツアーのトップチームと契約するほうがセクサスの野望やキャリア形成の実現に有利だとも思われるが、一方で今回の報道が真実ならば収入という点ではPinarello-Q36.5のほうに魅力がある。
Pinarello-Q36.5のオーナーであるスイスの大富豪アイバン・グラゼンバーグの個人資産は2.2兆円とも言われている(現在も世界最大の商品取引商社Glencoreの最大の個人株主)が、そんな同氏がバックについているだけに、セクサスの年俸もサクっと出せちゃうのか?
一方で、セクサスは2027年末までDecathlon CMA CGMと契約が残る。
そのため即座に移籍する可能性は低く、同チームも大型予算を背景に契約延長へ動く可能性が高い。
またセクサスは2026年のツール・ド・フランスでグランツールデビューさせる予定であり、フランスの象徴として、そして期待のエースとして長期的な育成計画を描いているわけだ。
そんな中でセクサスをフランス以外のチームに奪われることは絶対に許されない雰囲気がフランスにあるのではないか。この点については少し前に、「フランスが国家レベルでポール・セクサスの流出阻止へ、大統領が介入か?」という記事も書いた。
セクサスの代理人は、Pinarello-Q36.5から関心が寄せられていること自体は認めているものの、将来についてはまだ何も決まっていないとしている。
若きフランスの超新星が、現在のチームに残るのか、それともポガチャルを超える史上最高額の大型移籍を選択するのか。今後1年は彼の走りだけでなく、契約の動向についても世界中のロードレースファンの注目の的となるだろう。