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【2026ベルギー選手権】レムコ・エヴェネプール欠場問題が波紋。ベルギー連盟「魔女狩りは望まない」と説明
情報源:’We don’t want a witch hunt’ – Evenepoel still to confirm Belgian Championships withdrawal
先日、ベルギー国内選手権ロードレースを目前に控え、レムコ・エヴェネプールの欠場問題がベルギー自転車界で大きな議論となっていることを紹介した。次の記事がそれだ。
ベルギーではプロ選手に国内選手権への出場を義務付ける独自ルールが存在し、正当な理由なく欠場した場合は出場停止処分を受ける可能性がある。
しかしベルギー自転車連盟は、「選手を処罰することが目的ではない」と強調し、過熱する議論の沈静化を図っているようだ。
レムコはツール・ド・フランスへ向けた高地トレーニングを終え、現在は最終調整を進めている。
複数の現地メディアは、ベルギー国内選手権を回避してツールに備える方針だと報じているものの、現時点ではチームや本人から正式な欠場発表は行われていない。
そのため、実際に欠場するのか、それとも出場するのかは依然として確定していない状況だ。
また、ベルギー自転車連盟のディレクターの1人も、「現時点でレムコ含む全員がスタートリストにある。ベルギー選手権に出ないという知らせも、その正当な理由などの主張も受けていない」とし、形式上・書類上は今もレムコは出場する予定というのがベルギー自転車連盟側の考えのようだ。
ベルギーの規則では、プロ選手は国内選手権ロードレースへの出場が義務付けられている。ただし、病気や負傷など正当な理由がある場合は、医師の診断書など正式な証明書類を提出すれば欠場は認められ、処分も科されない。
一方、正当な理由がないまま欠場した場合には、規定上は9日間の出場停止などの制裁対象となり、ツール・ド・フランスには出場できなくなる。
もっとも、これまでにも実際の運用では柔軟な対応が取られたケースもあり、今回もレムコに規則がどのように適用されるかは注目を集めている。
ただ同氏は今回の騒動を受けメディアの取材に対し次のような考えを示す。
すなわち、連盟としては国内最高峰レースの価値を維持するため、トップ選手が国内選手権へ出場することは非常に重要だと考えているわけだが、一方で、選手を見せしめのように扱う考えはないと言う。
さらに、「魔女狩りをしたいわけではない」とも語る。
こうした連盟側の考えやこれまでの現実上の運用を踏まえると、レムコが出場しないとしてもルール上規定されている制裁は現実的には課されない可能性が高い。
近年はツール・ド・フランスの開幕が国内選手権直後となる日程が続いており、総合優勝を狙う選手ほどコンディション調整を優先する傾向が強まっている。
その一方で、国内選手権は各国にとって重要な大会でもあり、トップ選手の出場は大会価値や若手育成にも大きく関わる。
エヴェネプールの判断だけでなく、ベルギー独自の出場義務のルールそのものが、今後も議論の対象となっていくだろう。