日本で世界選手権開催か。日本自転車連盟が2035年スーパ-世界選手権の開催を構想中

日本が2035年UCI自転車世界選手権の招致を検討。複数都市で「スーパー世界選」開催構想

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すでに知っている人が多いだろうが、読売新聞に掲載された日本自転車競技連盟(JCF)のインタビューにより、2035年のUCI自転車世界選手権を日本へ招致する構想の検討を進めていることが明らかになった。

現時点での構想の内容は、ロードレースやトラックだけでなく、マウンテンバイク、BMXなど複数の自転車競技を集約する「欲張りセット世界選手権」だ。

2035年大会の日本招致構想

JCFが検討しているのは2035年に開催されるUCI自転車世界選手権の日本招致だ。

読売新聞が2026年8月30日に掲載したインタビューでは、JCFの中野浩一副会長と加地邦彦常務理事が、招致に向けた構想を説明した。

現段階で示されている主なポイントは次のとおり。

  • 招致の対象は2035年のUCI自転車世界選手権
  • ロード、トラックなど複数種目の世界選手権を一体的に開催
  • 国内の複数都市・地域を利用する「都市型」の開催方式を検討
  • 競技の普及や選手強化に加え、観光・地域経済への波及効果も期待
  • 今後、関係機関や自治体と連携しながら構想を具体化

開催都市、各競技の会場、予算、具体的な日程などは、今回公表された範囲では明らかにされていない。

「スーパー世界選手権」とは何か

2035年大会は、海外メディアなどで「スーパー世界選手権」と呼ばれる統合型のUCI自転車世界選手権にあたる。

通常は個別に開催されるロード、トラック、マウンテンバイク、BMXなどの世界選手権を、4年に一度、同じ国や地域で集中的に開催する大会だ。多数の競技やカテゴリーで、それぞれの世界チャンピオンとアルカンシエル着用者が決まる。

この欲張り世界選手権は、2023年に英国のグラスゴーとスコットランド各地で初めて開催された。

→来年の世界選手権は「世界選よくばりセット」に決定!シクロクロス以外の世界選をまとめて一気に開催へ

→UCIが来年2023世界選手権の日程を発表。特別な欲張りセット大会

次の第2回目となる欲張り世界選は来年の2027年にフランスのオート=サヴォワで開催される。そのコースはすでに発表されており、過去記事「獲得標高5700m!?2027年「超世界選手権」ロードレースの周回コースが発表」を再び読んでもらいたい。

そして第3回目は2031年にイタリアのトレンティーノで開催される。よって今回報道されている2035年大会は第4回目にあたるものだ。

複数都市を活用する「都市型」開催を検討

今回日本側が検討している特徴の1つとして注目したい点は、国内の複数都市や地域に競技会場を分散させる方式だ。

統合型世界選手権では、公道を使用するロードレース、競技場で実施するトラック、オフロードコースを必要とするマウンテンバイクなど、性格の異なる競技が同時期に行われる。1つの都市だけでこれらを収容・開催するのは空間的に難しいことがある。

オリンピックのように複数都市での開催が実現すれば、各地域にある既存施設や地形を生かしながら、競技ごとに適した会場を設定できる可能性がある。

一方で、課題となるのは選手や大会関係者の移動、宿泊、輸送、運営・警備体制など、広域開催ならではの問題点だろう。

JCFは今後、関係機関や自治体との連携を進め、こうした開催方式を含む大会構想を具体化していく方針だ。

実現すれば1990年以来45年ぶりの日本開催

日本では1990年に栃木県宇都宮市を中心にUCIロード世界選手権が開催された。

男子エリートのロードレースでは、ベルギーのルディ・ダーネンスが優勝。ディルク・デ・ヴォルフが2位に入り、ベルギー勢がワンツーフィニッシュを達成した。女子ではフランスのカトリーヌ・マルサルが世界王者となった。

2035年の招致が実現すれば、日本での世界選手権開催は1990年以来45年ぶりとなる。

ただし、1990年大会がロード種目の世界選手権だったのに対し、2035年に構想されているのは複数種目を集約した統合型大会であり、規模も大会形式も大きく異なり、開催難易度は大きく跳ね上がることになるだろう。

日本の自転車競技に与える可能性

JCFは世界選手権の開催について、競技の普及や強化だけでなく、国内外からの来訪者増加や地域経済への波及効果も期待している。

世界各国から選手、チームスタッフ、競技関係者、メディア、観客が訪れる大会となれば、開催地域の宿泊、飲食、交通、観光など幅広い分野への効果が見込まれる。

また、ロードレース以外の自転車競技を一般層に紹介する機会にもなる。トラック、マウンテンバイク、BMXなどを含む世界最高レベルの競技が日本各地で開催されれば、若い世代が自転車競技に触れる入口となる可能性もある。

東京五輪ロードレースの大成功の経験を活かせるか

今回明らかになったのは、あくまで2035年大会の招致に向けた構想だ。正式な立候補や開催決定を意味するものではない。

今後の焦点は、開催を希望する自治体や競技会場の選定、財政面を含む実施体制の構築、国際自転車競技連合(UCI)への具体的な提案となる。

日本が世界の自転車競技の中心となる大規模大会を開催できるのか。2035年までの長期的なプロジェクトとして、JCFと関係自治体の動きが注目されるが、日本にはコロナ禍で東京五輪ロードレースを成功させ、男女レースともに大盛況に終わったという成功体験と経験値がある。

→奇跡に大興奮!!東京五輪ロードレースの感想・結果

その知見を活かし、東京五輪の次の世界レベルの大会の開催をぜひ現実化していただきたい。🐷が生きている中で最後の日本での世界大会になるかもしれないので、できれば見に行きたい。

🐷「京都と奈良でやってくれていいのよ?」

ホテル不毛の地だった奈良にもホテルが増えていくようだし?鹿もいるし?

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