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Lidl-Trekがフェリックス・ガルと3年契約、グレゴール・ミュールベルガーと2年契約。
終わったばかりの今年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合3位に入ったDecathlon-CMA CGMのフェリックス・ガルと、そのチームメイトでおなじくブエルタに出場していた(第13ステージでDNF)グレゴール・ミュールベルガーの両名が、Lidl-Trekへ移籍することが発表された。
Lidl-Trekの次の投稿を見て欲しい。
A top-secret message revealed! 📮
— Lidl-Trek (@LidlTrek) September 15, 2026
Gregor Mühlberger and Felix Gall to join Lidl-Trek in 2027 📰🔗 https://t.co/DjMwV5ElzC pic.twitter.com/ElMqQzMSnK
28歳のオーストリア人のフェリックス・ガルとLidl-Trekとの契約は3年で2029年末までとなる。
総合系選手のテイオ・ゲイガン・ハートのEF Education-EasyPostへの移籍が噂されている中、ガルの獲得によりLidl-Trekはグランツールの総合争いに向けた戦力を大幅に強化することとなるだろう。
ガルは純粋な山岳スペシャリストであるだけでなく、3週間を通じて安定したパフォーマンスを発揮できる総合系ライダーへと成長している。
Lidl-Trekには、ブエルタ・ア・エスパーニャ表彰台経験者のフアン・アユソーや、ステージレースで実績を積み重ねるマティアス・スケルモースらが在籍。
ガルの加入によって、グランツールごとに複数のエース候補を配置できる層の厚い体制が整う。
ガルは2026年キャリア最高といえるシーズンを送った。
5月のジロ・デ・イタリアでは、ヨナス・ヴィンゲゴーに次ぐ総合2位。そしてブエルタ・ア・エスパーニャでも総合3位に入った。
夏にはブエルタ・ア・ブルゴスでも総合優勝を達成。
山岳ステージでの強さだけでなく、複数日にわたって総合順位を守るレース運びでも成長を示した。
ガルの主な成績は次のとおり。
| 年 | レース | 成績 |
|---|---|---|
| 2023年 | ツール・ド・フランス | 第17ステージ優勝 |
| 2025年 | ツール・ド・フランス | 総合5位 |
| 2026年 | ジロ・デ・イタリア | 総合2位 |
| 2026年 | ブエルタ・ア・ブルゴス | 総合優勝 |
| 2026年 | ブエルタ・ア・エスパーニャ | 総合3位 |
2023年のツール・ド・フランスではロズ峠を越える最難関山岳ステージを制して一躍注目を集めた。
2025年のツール大会で総合5位に入り、2026年にはジロとブエルタで表彰台を獲得。
単発の山岳ステージを狙うクライマーから、グランツール総合優勝を現実的に目指せる選手へと進化している。
そしてガルと同じオーストリア人で32歳のグレゴール・ミュールベルガーの加入も発表された。契約期間は2027年から2028年までの2年間となる。
ミュールベルガーは2026年のジロで自身も総合15位に入りながら、山岳ではガルを支える重要なアシスト役を担当。その後、オーストリア代表として出場したツアー・オブ・オーストリアでは総合優勝を飾った。
ブエルタでもガルの山岳アシストとして働き、第13ステージで落車リタイアするまで総合9位につけていた。自ら成績を残せる登坂力を持ちながら、必要な場面ではエースのために力を使える点が高く評価されている。
ガルとミュールベルガーはチームメイトであるだけでなく、プライベートでも親しい友人のようだ。
Lidl-Trekはエース候補だけを単独で獲得するのではなく、その能力を引き出せる信頼関係まで含めて補強したわけだ。
ガルの加入によって、Lidl-Trekはアユソ、スケルモース、ガルという複数の総合エース候補を抱えることになる。
今後の焦点は、それぞれをツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャにどのように振り分けるかだ。
単独エース体制だけでなく、コースや対戦相手によっては複数エースを起用する可能性も考えられる。たとえばツールでアユソーとガルという組み合わせも考えうる。
2026年に2つのグランツールで表彰台へ上がったガルにとって次の明確な目標は総合優勝となる。今回の移籍はLidl-Trekの選手層を厚くするだけでなく、2027年以降のグランツール勢力図を動かす大型補強といえるだろうか。
リドルは一気にクライマー中心のチームになりそうですね。個人的にはジェガットのような選手が埋もれてしまいそうで心配…
たしかにジェガットも移籍してクライマーの割合が増えて、完全にUAEみたいになってきたブヒね。
ただポガチャル、ヴィンゲゴー、レムコほどの圧倒的な力をもつ総合系エースはいないので、様々なタイプのクライマーもグランツールなどで活躍できる可能性は広めなのかも?