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チッコーネ、欧州選手権2026で数ミリ差の銀メダル エヴェネプールを称えた惜敗の舞台裏
2026年10月4日、スロベニアで開催された欧州選手権男子ロードレースで、ジュリオ・チッコーネ(イタリア)は写真判定の末、レムコ・エヴェネプール(ベルギー)に敗れた。
→【ハイライト動画追加】レムコ・エヴェネプールがヨーロッパ王者!数mmの差?でジュリオ・チッコーネを下す!
その差はわずか数ミリ。チッコーネは悔しさを認めながらも勝者への敬意を示し、その結果を受け入れ大人の対応を見せた。
チッコーネは、最終コーナーを初めて見たときから攻略法を考えていたようだ。残り2kmでは、そのコーナーで先手を取ることに意識を集中していたと話す。このときのチッコーネの動きを次の動画で確認してほしい。
INSANE FINALE AT THE EUROPEAN CHAMPIONSHIPS!! 🤯🤯 Remco Evenepoel comes from miles back in the sprint to pip Giulio Ciccone to the title! 🌟 https://t.co/KcSQTo0IB7
— Cycling on TNT Sports (@cyclingontnt) October 4, 2026
レムコはチッコーネの狙いを察していたのか直前に彼の前に出ていたが、チッコーネは相手のライン取りに隙を見つけインをさす。
レムコはアウトへ膨らまざるを得なかったが、チッコーネはコーナー入口でインを、そして出口でアウトへ大きく移動してレムコの前に立つ。有利なラインを選び、コーナーを抜けてから全力で踏み込んだ。
チッコーネは先頭に立った瞬間に勝利を信じた。しかし、エヴェネプールが追いつき、フィニッシュで逆転。欧州王者の座は写真判定に委ねられた。
チッコーネも最初に見た判定画像では勝敗がはっきりせず、次の画像で結果を理解した。
彼の後方に同じイタリア代表のクリスティアン・スカローニがいたため、「自身はエヴェネプールの後輪につく展開を利用できたが、逆にレムコにとっては難しい状況だったはず」と説明しつつ、それにもかかわらず激闘を制したレムコの強さと走りを称賛する。
タイトルを目前で逃した結末を、
That’s cycling.
訳「それがロードレースだ」
このように表現し、今回の結果について大人な受け入れ方を示した。
そんな惜敗のチッコーネの次戦はこの土曜日に開催される年間最後のモニュメントであるイル・ロンバルディア。
チッコーネは今季をキャリアでも特に厳しいシーズンの一つと振り返る。特に何度も2位や表彰台に入ってきたもののなかなか勝てなかった。今年のジロ・デ・イタリアではステージ3位が3回(ただしそのジロでは最終的に山岳賞を獲得できたことは満足のいく結果だっただろう)、ブエルタ・ア・ブルゴスでもステージ2位が2回、ドイツ・ツアーでもステージ3位が1回、GPケベックでは2位だった。
そしてこのヨーロッパ選手権でも2位。
次のイル・ロンバルディアというシーズン最後の大一番ではプレッシャーを背負わずに走り、どこまでできるか確かめたいと話す。
なおそんな彼にはPinarello-Q36.5 Pro Cycling Teamへの移籍の噂がある。