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ロードレースとロードバイク

ヘント後のワウト・ファン・アールト「E3のときほどの脚はなかった」

2022ヘント~ウェヴェルヘム後のワウト・ファン・アールトのコメント

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昨夜のヘント~ウェヴェルヘム(Gent-Wevelgem)では、E3に続いて優勝候補筆頭のワウト・ファン・アールトは最後のゴール前スプリントに向かう局面でもプロトンの後方で走っていた。

それはもちろん逃げにチームメイトのクリストフ・ラポルト(Christophe Laporte)がいて、ラポルトの勝機が大きかったからだ。

だがレース後のインタビューで、ワウト・ファン・アールトは単に脚がなかっただけだったと告白した。

情報源:Gent-Wevelgem: ‘I didn’t have my E3 legs,’ says Wout van Aert

後半の勝負所の1つ、ハードな登りのケンメルベルグでアタックしたもののマッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)とカスパー・アスグリーン(Kasper Asgreen)らとたいして差をつけることができず、登った後の下りの前に合流されてしまった 。

ケンメルベルグの登りは十分な差をつけるには距離が足りなかった。

加えて先日のE3と比べて、脚が絶好調というわけではなかったようだ。ファン・アールトは次のように話す。

“Maybe I didn’t have the legs from Friday but we still raced aggressively and we tried to go for the win all together. We tried to set up Christophe for the win in the final with a small group. It was our game plan and it was the perfect situation. It’s just a shame that we missed out on the win.”

訳「E3ほどの脚はなかったと思うが、それでもチームはアグレッシブにレースをしたし、一丸となって勝ちを狙いにいった。クリストフ・ラポルトが小さな逃げ集団に入ったので彼に勝利を託したわけ。それは当初の作戦だったし、狙い通りの展開だったのよ。勝てなかったのはただ残念なだけやね」

このように話し、ラポルトのアタックと逃げきりはチームとしての作戦どおりだったと明かした。

ただいつその作戦に決定したのかは不明。ファン・アールトの脚が絶好調ではないとわかった時点なのか、レース前からだったのか。もちろんいくつかの作戦パターンは用意していたと思うが。

今後ユンボは、3/30にDDVこと ドワーズ・ドア・フラーンデレン(Dwars door Vlaanderen)を経て4/3にロンド・ファン・フランデレン(Ronde van Vlaanderen)の大一番を迎えるわけだが、現時点でドワーズにはワウト・ファン・アールトが出場するかは不明。ただ、ラポルトは出場するようだが。

2022ヘントのハイライト動画はこちら。

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