海外通販業界に激震?WiggleがBike24を150億円で買収!
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自転車関連の海外通販サイトWiggleが、なんとドイツの通販サイトBike24を150億円で買収。地球規模の業界再編の荒波が到来か?
情報源:WiggleCRC acquires German rival Bike24 in reported £100m deal
かつてのWiggleは今やWiggleCRCという名前になってる。CRCとはなんじゃい?といえば、それは大手海外通販サイトの1つ、Chain Reaction Cyclesのこと。つまり、WiggleとCRCが合併したということ。実質はWiggleによるCRC買収っぽい。これは去年の2月の話。詳細は下の参照を。
参照:Wiggle and Chain Reaction Cycles officially announce merger
ワシは、このWiggleとCRCとの合併については記事にしてない。忘れてた・サボってたわけちゃうぞ。このブログは去年の9月3日からスタートしたから、2月に起こったこの件については記事にしてるはずもない。せやからしゃーないやん。うん、しゃーない。
さて、そんなWiggleCRCがドイツの大手通販サイトBike24を150億円で買収したと発表したわけやけど、このBike24は母国ドイツはもちろん、オーストリア、そしてスイスでも支配的な地位を築いてる。
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Bike24の2016年度における営業利益(?)は約7500万£(約112億円)。これをWiggleCRCは100万£(約150億円)で買収した。よって上述の3国における支配権をWiggleCRCは獲得し、その結果ヨーロッパにおける領土を拡大することに成功した。
ただし、今後WiggleCRCがBike24の経営にごちゃごちゃ口を出すという方針ではなく、独立したブランドとしてBike24はこれまでどおり営業。WiggleCRCはそれをサポートするという程度の関係になるもよう。
経営上、規模の経済というのがあるからものすごく単純に考えれば、Bike24が単独で仕入れるより、WiggleCRCがまとめて一気に仕入れるほど安くなるわけで。また、在庫管理も楽になるわけで。さらに同じITシステムを採用するなら、サイトやシステムのメンテなどのコストも安くなるかもしれへん。長い目で見れば。
そして日本の消費者にとってのあり得るメリットは、Bike24もWiggle並みの日本人向けサービスを提供するかもしれへんということやね。サイトのさらなる日本語化、日本語のできるスタッフの常駐、返品制度の迅速円滑な展開とかね。このへんのノウハウをWiggleは持ってるからね。Wiggleが持つ日本語データベース(?)みたいなやつを提供するかもしれへん。日本語のできるWiggleスタッフによる研修とかも行われるかもね。
twitterでも更新情報をつぶやいてるで。
Twitter:ワイアードの豚
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)
Bike24の値上がりが心配だなぁ・・・。今までも欲しくなった商品の価格を調べたらBike24が一番安いことが多かったし。Bike24のハイスペックホイール群がWiggleに流れてきたらサポートの面で安心して買えるなぁとは思うけど・・・。
サポートの充実はコストの増大なので、B24の値上がりはたしかに懸念材料となるブヒ・・・