本日の第6ステージは必見!グラベルの登り決戦、斜度24%!総合争い前哨戦か
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本日はツール・ド・フランス2019第6ステージ。この第6ステージはツール序盤の1つのターニングポイントになるかもしれない。総合勢にとってはちょっとした危険性を持つステージでもある。また、今年のツール最初の山頂ゴールとなる。
たしかに、まだまだ序盤でしかも本格的な山岳ステージというレベルではないから、「おつまみ」または「前菜」とも考えられるかもしれへん。
だが、チームIneosのGこと、Geraint Thomasは「たぶん、前菜以上のものになるやろね」と言う。
というのも今日の最後の登りLa Planche des Belles Fillesは、グラベルかつ最大斜度24%、しかも距離7㎞で平均斜度8.7%という非常に特徴的な、今年のツールの目玉の1つでもある登りが登場する。
グラベルと最大斜度24%!La Planche des Belles Filles
まず今日のコース全体はこんな感じ。
距離は160.5㎞。登りが多いのでちょっと平坦ステージよりも距離は短め。上画像のように、アップダウンしかないコース設定になっている。総合勢の脚の調子が試されるはず。登れる逃げ屋やパンチャーたちが逃げ切り勝利を狙うにはもってこいのステージか?
さすがにPeter SaganやWout van AertやGreg Van Avermaetたち、登れるスプリンターというレベルでは処理しきれないコース。だが、Julian Alaphilippeならば十分狙えるか?
そして今日の目玉にしてメインディッシュの登り、La Planche des Belles Fillesの最後は↓のような感じ。
ゴール前最後の7㎞は、斜度10%が当たり前みたいなコース。しかもこの区間がグラベル。
現地の路面の様子はこんな感じ。
どうやろ?わかるかな?
グラベルと言っても、パリ~ルーベやストラーデ・ビアンケのようなガチグラベルじゃなくて、あらかじめある程度舗装されたグラベルとなる。細かいチップみたいなのをしきつめた、ちょっと整地されて固められた路面になっている。
なのでパンクの危険性やタイヤを取られて落車の危険性はかなり少ない。なので安心して(?)ガンガンとアタックしてほしいね。おもしろくなるし。
Geraint ThomasやEgan Bernalの動きはもちろん、Thibaut Pinot、Romain Bardet、Adam YatesやSimon Yates、Vincenzo Nibali、そしてAlejandro ValverdeとMikel Landaなどがどう動くかが楽しみ。
アシストに専念してエースのそばにずっといるのか、途中でIneos勢に揺さぶりをかけるため、第2週目からの展開を複雑にするためあえてエースから離れてタイム差を稼ぐのか。どうなるやろね。え?空気読め?
あとは、当然マイヨ・ジョーヌを着るJulian Alaphilippeの動きに注目。普通に考えて超級山岳をこなせないAlaphilippeに、 総合優勝という可能性はないので、本格的に山岳ステージが始まるまでにできるだけタイム差をつけておきたい。そうすればマイヨ・ジョーヌを長く着られる。
ある程度の登りは余裕でこなせるために、総合勢に対してとんでもないタイム差がついたら第三週目まで・・・・・・ということもなくはない。
ただそうなると、山岳での集団コントロールでチームが疲弊し、今後のElia Vivianiのための平坦ステージでのコントロールが難しくなるかも?長くマイヨ・ジョーヌを着るということは、今後もずっとDeceuninck-QuickStepが集団コントロールを担うわけで、それを考えるとあんまりチーム力は使いたくないはず。
当然それは他チームもわかっていることで、逃げを狙う選手はこれまで以上に果敢に攻めてくるかも。そんなこんなで、これまでのステージよりずっと複雑に各チーム&選手の思惑が絡んでくるぶん、今日はおもしろくなるよ。たぶん、たぶんね。メイビー。なるといいね。
ご無沙汰しております。
Team skyロスから立ち直り(笑)、Team ineosに慣れたと思ったらフルームが落車でツール欠場。。。
開幕したものの、平坦ステージは眠くなってしまう。
第6ステージは、アラフィリップが死守するのか?ベルナルが来るのか?
Gがブチかますのか?それともマイヨブランの伏兵が来るのか?
今夜は転寝できないよ!
お か え り ブヒ!
昨日の第6ステージのトーマスの好走は、Ineosファンの不安を一掃するものだったと思うブヒ。
これからはしばらく安心して寝られるブヒね