【2019ブエルタ第4ステージ】なぜサム・ベネットは負けたのか?その2つの原因。今後に影響か?
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情報源:Sam Bennett takes Vuelta green jersey but says “something has changed”
第3ステージでスプリント合戦を制したBoraのエーススプリンターSam Bennett。以下サムベネ。しかし、サムベネは同じくスプリント勝負となった昨夜の第4ステージで超僅差で敗北してしまった。
シクロワイアードなどでは本人談として「ゴール前にあったラウンドアバウトでコースを間違ったことで、後方からの追いあげスプリントになってしまい、最後に届かなかった」みたいなことが書いてある。
たしかにそれが僅差での敗北のもっとも直接的な敗因といえる。しかし、実はもう1つ、ちょっとした敗因があったことを本人は海外メディアにしゃべっている。
ポジションの変更
サムベネはブエルタ直前のステージレースBinckBank Tourで、3つのステージ優勝を挙げている。しかし、ブエルタでは、そのBinckBank Tourの時のポジションと違うポジションでバイクに乗っていると言う。つまり、ブエルタ直前か際中でポジションを変更したわけ。
そして特に昨日の第4ステージではスタートからゴールまでずっと違和感を覚えながら、「アカン、全然ポジションあってへんわ…」と感じながら乗っていたとのこと。
では、なぜブエルタ前にポジションを変えたのか?絶好調だったBinckBank Tourと同じポジションのままで良かったのでは?
その答えは、痛み。サムベネは脚に痛みを感じていて、それを緩和させるためにポジションを変更したとのこと。脚の前側に痛みがあって、それでポジションを変更したものの、今度は変更後に脚の裏側が痛くなったと言う。
ポジションが合ってないんやね。
プロやからメカニックか誰かが元のポジションの数値をしっかりと記録してるから、元のポジションに戻すことは容易やと思うけど、戻したら今度は脚の前側の痛みが再発するかもしれへん。せーへんかもしれへんけど。
そうなったらまたポジションをいじるハメになる。いじったらいじったで、また何か違和感が出来るかもしれへん。ロードバイク乗りあるある。だからこそポジションは永遠のテーマなわけで。
というわけで、サムベネのポジション問題は今後しばらくちょっとした影響を及ぼすかも。