バルベルデはツールをリタイアする予定。その理由は?

情報源:Alejandro Valverde will quit Tour and Vuelta early to focus on Olympics and Worlds

4月に40歳となるMovistarのエース、アレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde)。40歳でエースとかいいのか?いやそれがいい。そんなバルベルデは、今年はグランツールとしてツール・ド・フランスとブエルタ・エスパーニャに参戦を予定している。しかし、これら2つとも途中ででリタイアするつもりとのこと。一体なぜか?



その理由は、東京五輪と世界選手権に向けて調整をするため。ツールに最後までいると五輪への調整が遅れるうえに疲労も溜まる。ブエルタと世界選との関係でも同じことが言える。もう40歳。五輪での金メダルはもちろん、同時に世界選でも再び王者というそんな夢のようなチャンスは今年が最後となるはず。そして、上手い具合に五輪も今年の世界選もバルベルデ向きと言える。

クライマーにしてはスプリント力のあるバルベルデにとって、最大の敵はピュアクライマーというよりもむしろ、バルベルデを上回るスプリント力を持つ登れるスプリンターたち。しかし、五輪も世界選もそのコースは登れるスプリンターレベルでは対処しきれないであろう登りメインの設定。ならばバルベルデは自分の必勝パターンに持ち込めば勝てる可能性が高い。とはいうものの、ニバリやアラフィリップを始め強いライバルは多いのも確かやけど。

バルベルデはスペイン紙Marcaに対してこう述べる。

“Those who know recognise that it is very complicated to arrive at the Games one hundred percent if you compete to the fullest until the last day in France,”



訳「みんなもしツールを最終日までガチで戦い抜いたら、東京五輪に100%の状態で参戦することがどれだけ難しいかをよくわかっとる」





“The same goes for La Vuelta. We will return with fatigue from Japan and will need some time to adapt. I’ll probably not get to the Vuelta in my best form but it will serve to prepare the World Championships.”



訳「同じことがブエルタでも言える。五輪の東京からヨーロッパに戻ってきたとしても疲労があるはず、せやから回復の時間も必要になるはず。おそらくブエルタには参戦しても100%の状態というわけにはいかへんやろ。でも世界選の準備としてはブエルタ参戦は役立つやろね」

つまり、あくまで今年の最大目標は東京五輪と世界選。そう宣言してるわけやね。全てはこの2つのレースで勝利するため。その考えのもとにカレンダーを埋めると。

そんな覚悟を決めたバルベルデの走りが熱い五輪をさらに熱くするのか?40歳の金メダリストと世界王者の誕生を世界は見るのか?



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