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毎年ロンドンで行われる国際的な自転車業界展示会の1つ、ロンドンバイクショー(Lodon Bike Show)。今年は、なんと展示する企業が前年比23%も増加。世界最大の展示会ユーロバイクも新しく参加する企業が増加する中、ロンドンバイクショーでも同様の現象が起こっている。世界的な自転車ブーム到来の予兆か?
情報源:London Bike Show 2020 sees 23% increase in exhibitors
ロンドンにあるエクセル展覧会センター(ExCeL London)という会場で行われるロンドンバイクショーは、今年は3月27日から29日の開催で、なんとめでたく10周年を迎える。
同バイクショーの前年度は企業展示が86社だったが、なんと今年は2割以上増加して106社(195ブランド)が参加する。特筆すべきは同バイクショーに初参戦となる企業・ブランドが多いこと。なんと54ものブランドが初参戦となる。その中には、Condor CyclesやBioracerといったブランドが含まれる。
またここ数年参加していなかったブランドでも今年戻ってくるものがあり、ScottやKinesisがそう。
ユーロバイクでの参加企業の増加は、IT技術を応用した自転車アクセサリーや電気自転車市場の隆盛・活況により、IT系の企業など異業種からの参入組が増えていること、そしてグラベルバイクが盛り上がっていること、さらには世界的なスタートアップ(起業)ブームなどが影響している。
テスラのように自動車製造は大規模な資金とカリスマ経営者の存在が必要となるが、自転車製造やアイテム製造には大きな資金は必要がなく、起業しやすいというのもあるのかもしれない。
そんな現在の社会や市場の変化にあわせて、ロンドンバイクショーも参加企業が増えていると思われる。もちろんロンドンがヨーロッパの中でも行政が自転車に力を入れている地域だということ、自転車通勤や移動が過去の数倍にもなっていること、などの市場としての重要性もある。
でもブレグジット(Brexit)の影響で今後はどうなんですかね。
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