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新コロ助19の影響で今年の第103回ジロ・デ・イタリアは本来の5月から10月へと変更されたわけだが、歴史上まずない事態という意味では今年のジロ・デ・イタリアは特別な大会となる。
ひょっとしたら、今年のジロやロードレースに対する関係者やファンの意識・考え方が、見えない形で将来のロードレースについてもなんらかの影響を及ぼし、ロードレースも少しずつ変化していくのかもしれない。
さて、そんな今年のいわば「秋ジロ」のグランデパールの詳細と、初日から4日目までのステージ詳細が発表された。
公式Twitterを。
The Giro d'Italia “re-starts” from Sicily: for the ninth time the Grande Partenza of the Giro will be in Sicily. Four stages will be held in the Region from 3 to 6 October, starting with an individual time trial from Monreale to Palermo. >>> https://t.co/a78p81VxEu pic.twitter.com/RYhvscBF6L
— Giro d'Italia (@giroditalia) July 24, 2020
秋ジロは、イタリアのシチリアからスタートとなり、10/3の第1ステージ~第4ステージまで同エリアで開催される。シチリアはこれまでのジロに、1930,、1949、1954、1976、1986、1989、1999、そして2008と8回の登場しているため、今年の秋ジロで9回目の登場となる。本来ならば今年のジロはハンガリーのブダペストからスタートとなる予定だった。
ただし、初日の第1ステージが個人タイムトライアルからスタートという点は変わらない。距離は約16km。
第2ステージは、150kmのロードレース。ただ海岸沿いのレースとなるため、風による影響が出る波乱の展開となるかもしれない。
第3ステージは距離150kmのエトナ山の山頂フィニッシュというコース。エトア山そのものの標高は富士山ほどあるが、レースでは標高1775m付近に山頂ゴールが設定される。
第4ステージは138kmのスプリンター向けのステージ。
このように設定された。
コースの詳細プロフィールなどはまだ公開されていないので不明。