なぜアラフィリップとチームはルール違反を犯してしまったのか?監督が語るその理由とは?
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既報のとおり、昨日のツール・ド・フランス第5ステージで、Quick-Step Cyclingのエースでマイヨジョーヌを着続けていたジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe)は、ルール違反に伴うペナルティとしてゴールタイムが20秒余計に遅くなるという制裁を受け、マイヨ・ジョーヌを失ってしまった。マイヨジョーヌはMitchelton-Scottのエースで「総合は狙わない」と公言しているアダム・イエーツに移ってしまった。
いったいアラフィリップはどんなルール違反を犯したのか。それは、ロードレースのルールとして、ゴールが近くなると補給としてチームから水や補給食を受け取ることが禁止されるが、今回それに違反したわけである。ボトルをチームから受け取ってしまった。
ではなぜそんな初歩的なミスをしてしまったのか。チームの監督がその理由を弁明する。
なぜQuick-Step Cycling&アラフィリップはミスをしたのか?
情報源:‘We made a mistake,’ says Deceuninck DS after Alaphilippe loses yellow
この記事で、同チームの監督は次のように述べる。
“It was quite dangerous at 70 kilometers an hour, then there was a flat part to get into position for the climb. It was the only spot we still could give a bottle,”
訳「(もちろんルールは知っていたが)そのときはかなり危険な高速走行中で時速70kmだった。最平坦区間だったが、最後の登りに向けて有利な位置を得ようとプロトン全体でポジション争いが熾烈になっていたわけ。そしてまさにそこがボトルを渡せる唯一の区間だった」
“It’s a special Tour, everybody has to be careful with the bottles and we have to stay away from the public also. So there were some circumstances that we missed the 20 kilometer mark by two kilometers. We made a mistake. Nothing to do about it.”
訳「今年はコロナのせいで特別なツールになっている。誰もが水が入ったボトルにも注意してるし、観客からソーシャルディスタンスを保たなければならない。そういう今年の特殊さがゴール前20km以内では補給食を渡してはいけないというルールを失念させ、残り18km地点でボトルを渡してしまった。チームとしてのミスやった。取り返しのつかないミスや」
というわけで、うっかりミスを犯してしまった理由は大きく2つ。
第一に、当時のレースの状況。最後の勝負所に向けて位置取りが激しくなっていて渡せるタイミングが限られてしまったこと。
第二に、今年のツールの特殊な環境・雰囲気。
それら2つの要因が、監督・チームのうっかりを引き起こしてしまったというわけ。
アラフィリップはチームカーではなく、立っていたチームスタッフから
ボトルを受け取った映像が放送されていましたが・・・
いずれにしても、監督のミスだったんですね。
前の記事ですが、デュムランは温存というより、一杯一杯に見えるのは
Marcoだけでしょうか?
トレインで引くこともできず、前のステージでは後ろを気にして振り向き
単独落車(失笑)。気持ちに余裕がない。
徐々に調子は上がっているし、総合順位6位ですが、現時点では脅威に
値しないと思って見ています。
ログリッチには及ばずとも、仕事を(牽引)して欲しいですが、
どうなるでしょうね~。
おっとこれはうっかり。「カー」と余計な文字を入れてしまっていたブヒね。
デュムラン(大)はダメなのか!やれんのか!いったいどっちなのか・・・