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アングリルで若き新人スプリンター必死のサバイバル!タイムアウト失格は免れたのか?

2020ブエルタ第12ステージのアングリルで、Lotto Soudalの新人プロのヘルベン・テイセンがタイムアウト失格を免れるため激闘!

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昨夜のブエルタ第12ステージは登りの鬼をも滅する鬼滅の超超超級山岳アングリル決戦だった。

だが総合エースたちの激しい闘いと同時に、グルペットの最後尾では新人プロが必死の闘いをしていた。

その新人とは、ロット・ソウダル(Lotto-Soudal)の22歳の新人プロ、ヘルベン・テイセン(Gerben Thijssen)

ベルギー人のトラック競技出身のスプリンター。今年のブエルタ第4ステージは集団スプリントで5位に入っている。また第9ステージでは2位を獲得している。期待の新人スプリンターである。

テイセンは実は第11ステージの山岳でもトップから40:50秒遅れの最下位(151位)でゴールをし、タイムアウト失格を回避していた。その日は失格タイムまで6分強の余裕を持ってゴールを達成した。その時のゴールシーンが次の動画である。

これが第11ステージのテイセンのゴール映像であるが、ゴール後はフェンスにどさりと体を預けて倒れ込んでしまっている。

だが昨夜のアングリルはそんな第11ステージをはるかに超える地獄である。スプリンターにはつらすぎる。

さらに彼はグランツール初デビューである。まだまだグランツールの超級山岳の経験が乏しい。そんなテイセンには残酷すぎるステージ。

そんな非情な山でタイムアウト失格を免れるために、グルペットでテイセンは懸命にペダルを踏んだ。

そして・・・

見事にタイムアウト失格を免れたのだ。トップから38:54秒遅れであるが、サム・ベネットとともにゴール!地獄で力を振り絞った甲斐はあった。やったぜ。第11ステージに続き、アングリルからも無事に生還することに成功した。

これからもそんな22歳の新人スプリンターにご期待ください。

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