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Boraのジャン=ピエール・ドラッカー(通称”Jempy” Drucker)がコフィディス(Cofidis)へ移籍する。だいぶ前に少しだけ下書きして放置し、公開するのを忘れていた記事。
Bienvenue @jempy_drucker 🙌
— Team Cofidis (@TeamCOFIDIS) November 13, 2020
À 34 ans, Jempy est un coureur polyvalent et sera un équipier idéal pour les leaders Cofidis 💪
« J’ai hâte d’être dans l’équipe et de tout donner pour mes futurs coéquipiers. »
➡️ https://t.co/jo0x4BARlM#CofidisMyTeam #Mercato pic.twitter.com/9mKGCIs3NI
34歳のルクセンブルク人は、Boraから「来年はチームに居場所がない。チームはパフォーマンスには満足している。単に年齢が理由や」と言われたもよう。
ドラッカーは、この「34歳が年を取りすぎている」というチームの理由に猛反発。チームのポリシーはわかるが、「34歳が高齢者扱いはおかしい。年齢なんてただの数字やんけ」と述べる。まだまだ自分はやれるとの考え。(情報源:The battle for contracts in the COVID market)
去年から今年にかけての20歳~24歳あたりの若手プロのとんでもない躍動を見ていると、ベテランを切り捨てて未来ある若い才能に賭けるというチームの方針も理解できる。若い選手のほうが、世間の若者に対する影響力も大きいだろう。なにせSNSで世界中の若者がつながる時代である。
しかも今年はコロナ禍でレースが大きく減ったせいで、ベテランたちもチームに「まだまだやれる」とのアピールをする機会もなくなった。さらに、コロナ禍でスポンサー企業の懐も厳しい。チーム予算も大きく減らされる。そうすると、チーム側としても新人の若者と比べると高給であろうベテラン勢を切ろうという考えなるのも仕方ないか。
それでもベテラン勢には家族もいるし、まだまだやれるとの気持ちも強い。年齢だけを理由にクビというのは納得がいかないのもまた当然か。