イネオスからガンナとゲイガンハートの残留がまもなく発表か
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フィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna)とタオ・ゲイガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)は今年限りでイネオス(INEOS Grenadiers)との契約が切れるが、現時点ではチーム側からもまだ契約更新の発表はなされていない。
しかしイタリア紙ガゼッタ(La Gazzetta dello Sport)によると、もうすぐ両名の契約延長が発表されるもよう。
そして彼らの来年度の目標も明らかにされつつある。
情報源:Ganna and Geoghegan Hart set to join forces again to target 2021 Giro d’Italia
フィリッポ・ガンナは、ジロ後にトラック競技のヨーロッパ選手権に向けてイタリア代表チームとして合宿をしていたが、そのときにコロナ感染が判明。隔離生活を余儀なくされていたが、その後無事に陰性へと戻り、今はトレーニングを再開している。
幸いにも症状は軽く、3日間ほど熱が出ていただけだが、何よりも味覚と嗅覚がやられるという新コロナ独特の症状こそが一番つらかったと語る。
そんなガンナの来年の目標は、まずジロ・デ・イタリアで再び勝ちまくること。そしてその後の東京五輪である。
東京五輪では、ロードレース、個人タイムトライアル、そしてトラック競技のチームパシュートにも出場予定とのこと。
それら全てが終わったあと、ひょっとしたらアワーレコード挑戦という話も出てくるかもしれない。
次に、今年のジロで、まるでツールのように個人TTで大逆転総合優勝を成し遂げたゲイガンハートは、来年もディフェンディングチャンピオンとしてジロ・デ・イタリアに出場する意向とのこと。さすがにツールではベルナルがエースとなるだろうが、ゲイガンハートもエースとしての経験を積めば、ツールのエース争いに名乗りを挙げてくるであろう。