ピーダスンが語るマチューの弱点

トレック・セガフレードのデンマーク人にして前世界王者マッズ・ピーダスン(Mads Pedersen)。

25歳という若さでありながらも、クラシックスペシャリストとして経験を積んでおり、安定した力を見せ始めている。そんな期待のクラシックハンターが今年はこれまでの経験から大きな確信・自信を持っているもよう。曰く、「マチュー・ファン・デル・プールやワウト・ファン・アールトにも勝てる」。

情報源:Mads Pedersen: I’ve shown that Van der Poel and Van Aert are beatable

マチュー・ファン・デル・プールの弱点

今年のクラシック戦線で優勝が期待されるピーダスンだが、上述のように今年は特にその自信を深めており、優勝の可能性は現実的に高いと考えているもよう。

その理由としては、当然自身が獲得してきた経験・知恵もあるが、チームメイトで同じクラシックスペシャリストのベルギー人、ジャスパー・ストゥイヴェン(Jasper Stuyven)との信頼関係を挙げる。つまり2人で力を合わせて戦えるがゆえに勝てる可能性があがると考えている。

情報源記事でピーダスンが言うには、ストゥィヴェンとの関係はかなり良好で、お互いにリスペクトしあっているようだ。それゆえに、自分だけが勝てばいいという考えではなくて、2人でいっしょに最終局面まで行ったとしても、最後まで協調体制を取れると考えている。どちらか一方のために犠牲になることも厭わない、そんな関係が構築できているとのこと。

したがって、レースで勝負が決まるような決定的な場面での戦略の幅が広がり、ライバルたちよりも優位に立てると考えている。

そしてマチュー・ファン・デル・プールの弱点はまさにその点にあると考えているようだ。

マチューは個人の力で決定的な攻撃を出来るが、その強さゆえに一人で必要以上に頑張りすぎる傾向があると分析する。その具体例が2019年の世界選手権。終盤に一気に勝負を仕掛けたマチュー。多くの人が「お、このまま行くんちゃんか?」と思ってただろう。だが最後の最後で失速してしまった。

そしておそらくピーダスンは、マチューが無駄に頑張らなければならないような状況をストゥィヴェンと作りあげるつもりなのだろう。ひょっとしたら周囲のライバルも巻き込んで攻撃をしかけるかもしれない。そのための経験・知恵をこれまでのレースで得たのだろう。

今年はよりクレバーに、よりスマートに、そしてよりズルく走れば、マチューやファン・アールトであっても倒すことは十分可能であるとにらんでいる。

2 thoughts on “ピーダスンが語るマチューの弱点

  1. ピーダスン、アシストをちゃんとこなしながらも勝負ところにいつの間にか絡んでくる… という走りが印象に残ってますね。
    だんだん力強さが増してきてるように思えます。

    1. たしかにそのとおりブヒね。自分の得意とするところ、トッププロのレースでの勝ち方のコツみたいなのがわかり、なんか悟りが開けているのかもしれないブヒね。

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